「長期的な支援を行う為には」(5月14日~20日)
【長期的な支援を行う為には】
3月に企画し、計画を進めてきた進めてきた九州北部豪雨で活動を行っている支援者を中心に計画した「熊本研修ツアー」が無事終了しました。
熊本地震で立ち上がり二年経過した今も団体内で工夫しながら、運営してきた熊本の支援団体と昨年九州北部豪雨で立ち上がった団体の交流が生まれる事で、今後の支援のヒントになったり、大きな繋がりになり九州で何か起きた際の連携につながる事が狙いの今回の研修ツアー。 実地してみて、改めて地震と豪雨の世の中の感心の違いを感じました。 地震、水害と被害規模も比較は出来ませんが、被害に遭われた方の気持ちは一緒だと思っています。全壊、半壊、集落に住めなくなった地域、梅雨時期が心配、今後の生活再建が不安など、課題や問題は同様の物を抱えていると思います。 またその課題に取り組む住民に寄り添い、支援を行っている支援者も同様に被災地と向き合っています。
感心が違えば、資金、ボランティアなどの集まりも変わってきます。朝倉など被害が局地的に大きかった地域では長期的な支援が必要です。これからのフェーズを考え、長期的に支援を行う為にも外部からの感心が薄くなると支援をおこなう団体の継続も厳しくなります。 だからこそ、感心を集める事、感心を持ってもらう為に何が必要なのか?考えるきっかけに繋がればと思います。
”杷木復興支援ベースの資材置き場もそろそろ完成”
”突然集まってくれた仲間と共に「もやいハウス」の一部移設の準備”
【今週の活動】
5月14日(月) もやいハウスの一部移設の為の解体(熊本)
朝倉ライオンズクラブへ報告(朝倉)
5月15日(火) 熊本研修ツアー一日目(熊本)
5月16日(水) 熊本研修ツアー二日目(熊本)
5月17日(木) もやいハウスの一部移設の準備(熊本)
5月18日(金) もやいハウスの一部移設の準備(熊本)
杷木復興支援ベース内にある資機材の受け渡し(朝倉市)
5月19日(土) もやいハウスの片付け&一部移設の準備(熊本)
5月20日(日) もやいハウスの片付け&一部移設(熊本)
【今後の予定】
5月23日(水)普及指導センターと打ち合わせ
5月24日(木)朝倉市と打ち合わせ
5月26日(土)西原村で小屋作り
「自分らしい支援の形とは?」(5月7日~13日)
【自分らしい支援の形とは?】
以前から考えていたいた熊本研修ツアー 朝倉市での支援の状況もあり5月15日・16日に行う事になりました。
これまで各地の災害地で支援を行ってきた私。少しでも被災地に自分が経験してきた事をつなげる事は、自分たち外部支援者が居なくなった後の時期につながると思っています。日本語は苦手な私だけに、自分自身の言葉だけでは伝える事が難しいと考えた中、九州北部豪雨の被災地と熊本地震の被災地の距離感を考え、熊本研修ツアーを企画してみました。
震災から二年を迎えた今も頑張っている地元の支援の生の声を聴き、これから一年に向けて支援を続けていこうとしているメンバーの支援のヒントに繋がればと思っています。
またここで顔が繋がれば、今後起こりうる九州での災害の際に連携する事も可能になるのかもと少し期待している所もあります。
外部支援が関心の高い緊急期から地元支援者だけで乗り切るには厳しい中長期の支援の時期を考え、自分自身の経験をどうしたらいいのか?災害NGO結として何が出来るか?これからも先を見た支援を演出していきたいと思います。
”少しづつたまり場になってきている「杷木復興支援ベース」”
”もやいハウスの台所も少しづつ解体が進みます。”
"みんなのボランティアステーション会議に出席"
【今週の活動】
5月 7日(月) 杷木復興支援ベースの運営サポート(朝倉)
5月 8日(火) 杷木復興支援ベースの運営サポート(朝倉)
もやいハウスの一部移設前の準備(熊本)
熊本研修ツアーの打ち合わせ 益城町へ(熊本)
火の国会議に出席(熊本)
5月 9日(水) もやいハウスの一部移設前の準備(熊本)
阿蘇市災害支援会議に出席(熊本)
5月10日(木) もやいハウスの一部移設前の準備(熊本)
熊本研修ツアーの打ち合わせの為 南阿蘇へ(熊本)
熊本研修ツアーの打ち合わせの為、みんボラへ(熊本)
5月11日(金) 熊本研修ツアーの準備の為、朝倉市へ マイクロバス借りる為挨拶(朝倉)
ひちくボランティアへ研修のしおりをお渡しに(日田)
5月12日(土) もやいハウスの一部移設の為の準備(熊本)
かせする熊本に出席(熊本)
5月13日(日) もやいハウスの一部移設の為の準備(熊本)
【今後の予定】
5月15日、16日 熊本研修ツアーの為に九州北部豪雨の支援者と共に熊本へ
「梅雨に向けての環境の整え」(4月30日~5月6日)
【梅雨に向けたの環境を整え】
今年のGWはこの8年間でゆっくり出来たGWになりました。 これまで各地の災害地でボランティアの受け入れ等を行っている事が多かったGW。今年は活動を行っている朝倉では地元のメンバーが中心になり「杷木復興支援ベース」の運営を行っているので、今年のGWは熊本で滞在し「もやいハウス」の一部移設の準備を行う事が出来ました。
5月中に一部移設が出来、6月中に本館を解体し必要な支援者にお譲り出来れば、少し心的にも楽になります。 緊急支援を重きに活動を行っている私にとって、すぐに動ける体制にする事は自分にとって大切な環境の整えです。
しかし、ただ解体したのでは、色々勿体ないので、熊本の子ども達の為に一部を移設したいと思います。
”毎日の様に来てくれる様に杷木復興支援ベースに来てくれる子どもボランティア”
””GWはモヤイハウスでこつこつと片付け撤去作業”
”GWは沢山の支援者に支えられた杷木復興支援ベース”
【今週の活動】
4月30日(月)杷木復興支援ベースの運営サポート(朝倉)
5月 1日(火)杷木復興支援ベースの運営サポート(朝倉)
熊本へ移動「火の国会議」に出席(熊本)
5月 2日(水)朝倉市へ写真展などで使ったデーターの寄贈(朝倉)
熊本へ移動(熊本)
ひごまる会議に出席(熊本)
5月 3日(木) もやいハウスの片付け(熊本)
5月 4日(金)もやいハウスの片付け(熊本)
5月 5日(土)もやいハウスの片付け(熊本)
朝倉市へ移動
5月 6日(日)杷木復興支援ベースの運営サポート(朝倉)
中間報告書の送る準備(朝倉)
【今後の活動】
5月15、16日のスタディツアー準備の為に熊本と朝倉を行き来する週
「今後東京で過ごす為に」(4月23日~29日)
【今後東京で過ごす為に】
美容師時代、旅人時代、アウトドア時代、災害支援時代とこれまで国内外を移動しながら生活を行ってきた自分にとって、東京とはあまり近づかず、仕事などに行く場所でした。団体生活が苦手であり、自然が身近になくては厳しい私にとって真逆といっていい生活環境の東京。
しかし、去年から考え始めた災害NGO結の拠点の候補地に東京を考える事が多くなっています。メリットとデメリットを考え東京の山間の地域に拠点を設ける事が出来ないかと考える様になりました。
各地で起こる災害地へ支援に帰りつつも、拠点の周りの住民と共にコミュニティを作りながら、防災や次への支援者につながる事を行っていきたいと考えています。
その為にも、熊本、朝倉での支援の活動をしっかり地元につなげて体制作りを整えたいと思います。
”河川の拡張工事が始まった大金沢”
”サイボウズで柴田さんと打ち合わせ”
”みなし仮設の方々へ支援として行ったサロン活動”
【今週の活動】
4月23日(月)海老名で大学生と
伊豆大島へ移動
大島社会福祉協議会へ挨拶、献花台へ
4月24日(火)仮設住宅跡地&復興住宅訪問
4月25日(水)在宅者宅へ訪問
4月26日(木) 大島~東京へ移動
千代田区から葛飾区の支援仲間の自宅へ
4月27日(金) 葛飾区からJvoad事務所へ訪問
Jvoad事務所から常総市へ
4月28日(土) 夕方に朝倉へ到着
4月29日(日) 杷木復興支援ベースの運営サポート(かたらんね杷木)
【今後の活動予定】
GW中は朝倉市、熊本での活動
「次なる体制作り」(4月16日~22日)
【次なる体制作り】
自分自身の意思から始まったこの災害支援の活動も気が付けば7年以上が経ちました。
熊本地震での支援活動を通し感じた今後の支援の課題。 東日本大震災クラスの広範囲での災害での支援にどう対応するのか? どのように連携しネットワークを活かすのか? 熊本地震、九州北部豪雨クラスの災害ですら足りないと感じた現在の支援団体の数。
今後 大規模な災害が起きた際、自分自身が現場に入り支援活動を行った時に必要ななるリソース(人・物・金)といった資源を平時の今用意出来るかが、発災時に初動に大きく影響すると思っています。 その為にも一人の活動家として災害支援を行っている組織として体制を作り始めないといけないと思っています。その為にも拠点作りは一番始めに行いたいと思います。
”被災地から被災地へ支援のバトン”
”北関東・東北豪雨で被害を受けた常総市”
”DRT- JAPANあきる野市講習会へ”
【今週の活動】
4月16日(月)西原村で住民と打ち合わせ (熊本)
支援のわ・木山ベースへ訪れ(熊本)
4月17日(火)熊本からの資機材の積み下ろし(熊本)
関東への資機材の積み込み(朝倉市)
4月18日(水)島根西部地震(大田市)に資機材の受け渡し・視察(大田市)
吹田で西谷Pic-up
中津川へ
たすけあい「juntos」に風組の資機材をお渡し(常総市)
ゆいまーるの家へ訪問(常総市)
たすけあい「jnutos」で横田さんからヒヤリング(常総市)
あきる野市へ移動
4月21日(土)DRT- JAPANあきる野市講習会に参加
立川へ団長と合流
4月22日(日)DRT- JAPANあきる野市講習会に参加
オーストラリア時代の友と会う
拠点探しの為、奥多摩地区へ
平塚、海老名へ知人と再会
【今後の予定】
4月23日~25日伊豆大島
4月26日 Jvoadでの研修会
4月28日 九州へ移動
変化に合わせた立ち位置(4月9日~15日)
【変化に合わせた立ち位置】
前震・本震と2夜に渡り震度7を受けた熊本。16日であの日から二年を迎えました。 昨年の7月から九州北部豪雨の支援活動を中心に行いつつではありますが、朝倉市と熊本の行ったり来たりしています。
地域を回っていて新しい建った建物が目に飛び込んできますが、未だに空き地になっている地域もあり、再建にはまだまだ時間がかかる事が容易に想像出来ます。外部から関わっていた支援者たちの撤退や立ち上がった地元支援者たちの活動の方向性など支援の体制性も変化しています。
震災から二年を迎えた熊本。これまでの支援とは少し違った立ち位置で応援していきたいと思います。まずは拠点を片付け、身軽になりながらも長く関わってきたいと思います。
”火の国会議に出席”
”資材置き場の単管小屋作り”
”宿泊拠点の片付け”
【今週の活動】
4月 9日(月)杷木復興支援ベースの運営サポート(朝倉市)
4月10日(火)杷木復興支援ベースの運営サポート・整備(朝倉市)
もやいハウスから杷木復興支援ベースへ資機材移動(熊本)
火の国会議へ出席(熊本)
4月11日(水)宿泊拠点の清掃(朝倉市)
4月12日(木)杷木復興支援ベースの拠点整備「単管小屋作り」(朝倉市)
宿泊拠点の清掃(朝倉市)
情報共有会議に出席(朝倉市)
4月13日(金)杷木復興支援ベースの拠点整備「単管小屋作り」(朝倉市)
結の備品整理(朝倉市)
4月14日(土)杷木復興支援ベースの拠点整備「水回り&電気」(朝倉市)
4月15日(日)
【来週の予定】
17日~関東へ北上
「作業と活動の違い」(4月2日~8日)
【作業と活動の違い】
発災から9ヶ月が経ち、作業系のニーズが中心だった緊急期から移行期へ。そして中長期への支援と支援のフェーズが変わってきている様に思えます。
地元支援者、これから中心的に支援を行っていくメンバーの方向性。何を中心に支援しどういった課題と向き合うのか?決断する事は難しい事ですが、自分たちで考え、進み始めないといけない時期になり始めていると思います。
”作業と活動”を同等に考えている方も多いと思いますが、私の考えでは作業とは「何も考えず言われた事を行う事」。活動とは「被害を受けた住民、地域に目をやり、何が必要か?何をどのようにしたら課題解決になるのか?考えイメージを持ち行動する事」。と”作業と活動”ではやっている事が一緒でも、内に秘めているものが全然違うスタートを持っていると考えています。
これから長い道のりを考えた時に、どのような”活動”を行うのか? 朝倉市での支援活動の岐路になると思っています。
”大牟田から親子で沢山の花を持ってきてくれました。”
”少しずつ杷木復興支援ベースの拠点を整備しています。”
”近所の子ども達も慣れない工具を使いお手伝いしてくれています”
【今週の活動】
4月2日(月)花見の片付け
杷木復興支援ベース拠点整備「整理整頓」(朝倉市)
4月3日(火)杷木復興支援ベースの運営サポート「花壇作りのサポート」(朝倉市)
4月4日(水)杷木復興支援ベースの拠点整備「棚作り」(朝倉市)
4月5日(木)杷木復興支援ベースの拠点整備「整理整頓」(朝倉市)
結ミーティング(朝倉市)
4月7日(土)杷木復興支援ベースの拠点整備「棚作り&台所作り」(朝倉市)
4月8日(日)杷木復興支援ベースの運営サポート「お昼作り」(朝倉市)
【来週の予定】
基本 杷木復興支援ベースで運営サポート