前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

逞しく力強い共助!?

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 日中バタバタする為少しでも朝はゆっくりしようと朝の貴重な時間を大切にのんびりする最近の私 

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 昨日から泊まりで参加している県外チームや地元の徳島の方々など本日一日で131人のボランティアの方々が参加してくれたお蔭で沢山のお宅に行くことが出来ました。

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 毎回災害地に入り現場を見ている私はいつも被災地を言葉で例える際に「被災地は生き物」と言うのだが 今回の那賀町も勿論毎日変化して朝と夕方でも全然違った表情を感じさせて貰います。 災害から5日になる本日ですが あっという間に床下の作業が始まり床下の作業は終わる様な気がします。

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また本日から本部とセンター運営を統一した場所に移動させ完成系に近付いてきた様な空気を感じた私 開設して二日目ですがハード系の災害ボランティアセンターを終わりが見えた気がしました。

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それにしても 本日は朝から暑く熱中症気味な方も出た事のあり、即席で「ウォーターボーイズ」を作り作業しているお宅に出向き住民やボランティアの方々に冷たいお水をお配りする作戦。

 本日来てくれた中学生の子や応援社協の方々から頂きながら少し会話が弾む姿が印象的でした。

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 しかし 各地で水害の支援を何度か行って来たから分かってはいる事ですが濡れた畳の重い事、重いコト 地域の消防団とボランティアの方で力を合わせて運び出した大量の畳 少人数で作業していたら心も折れそうになります。

 また 今回北九州の「中さん」が作ってくれた畳上げの資材が大活躍 貸してあげたボランティアの方々から絶賛の声が聞こえてきました。

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 それにしても ここの那賀町の「共助」(地域での助け合い)は本当に凄いです。今まで日本各地で災害支援をさせて貰いここまで凄い地域を感じさせて貰ったいないくらい 地域の消防団が一丸となって地域の為に朝から夕方まで作業を行っています。

 道に出た家財、住民に声をかけ要らないモノを聞いてはどんどん出していく消防団の姿はかっこよく見えます。 

 地域の方が地域の為に汗をかき支える姿 きっと日本各地で昔は当たり前に遭った姿なのかもしれませんが 今では。。。。 

 自分で出来る事は自分でやれる様にする事を「自助」とするとしたら自分自身で出来ない事があった時に助け合いをする事を「共助」と言うのなら ここ那賀町の「共助」は本当に素晴らしいく力強い地域だと思います。 何より地域の子供たち、若い子たちがそのカッコイイ大人の後ろ姿を見ている事が何より未来の防災に繋がっている様に思える事が凄いと思います。

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 暑い中本当に沢山のボランティアの方々が参加していただき 作業をして帰って来るボランティアの方々の表情は本当に清々しく感じさせて貰いました。 

 また先日応援社協鳥取ブロックの方から頂いた差し入れを帰って来たボランティアの方々に出した所 大変好評な声が聞こえてきました。

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 こうして沢山の方々が集まり、話し合い 日々進化しながら新しい課題に取り組む災害ボランティアセンターの姿 毎回思う同じとしてない災害ボランティアセンターに色んな事を感じます。

 那賀町災害ボランティアセンターは那賀町災害ボランティアセンターの個性があるし、それに関わる方々の考えが反映し二日目ですがそれが少しずつですが形になり始めている様に思います。

 

 只今 全国で立ち上がっている災害ボランティアセンターの情報をまとめていたいと思います。 自分自身が無理なく参加出来る地域に入って少しでも被害に遭われた方々の為にボランティアへ参加して貰えたらありがたいと思います。きっとどこも大変な想いをしていると思うから。。。。

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tom