前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

現場を歩くと言う事は。。。!?

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 本日の天気に恵まれ暑い一日になった広島 朝方の日本各地の豪雨のニュースの情報が入り 今年の夏の気候に今後の事を色々考えさせられながらも 今ここ広島で出来る事をやるだけ。

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 一度 可部東地区に顔を出した後三入地区へ サテライト立ち上げのお手伝いをさせて貰いながらも 少し遠い存在で見ている三入地区 ドンドン形が整い今では本当にしっかり機能したサテライトに 逆に顔を出さなくなっています。 これも地元とボランティアセンターを運営している社協の方、大学生のメンバーがお互いの出来る事をやっているからだと思います。 

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  昨夜 安佐南地区に入っている仲間からの情報で気になった場所が出来たので一度八木地区に足を運ぶ事に。。。。 以前の事から考えるとサテライト的には少し落ち着いている様に見えますが しかし 八木地区と緑井地区の境の3丁目付近に行くと未だに大きな被害の爪痕が残っていました。またその中で2団体のボランティアの方々が住民の方と共に頑張っていました。 被害が大きくまた捜索などの活動などがあった事もあり 復旧作業が進んでいない事もあると思いますがそれでも住民の方だけで進めるにはあまりに大きな被害です。 紫のヘルメットの団体の方々は重機を持ち込み昨日と同様頑張っていました。 

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 お昼前に安佐南区から安佐北区の可部東地区に戻った私 昨日の予定よりも少し多く参加してくれたボランティアの方のお蔭で 思った以上に沢山の作業に関わり 復旧が少し進んでいました。 それにしても 毎日の様に沢山のボランティアが来てくれる安佐北区災害ボランティアセンター  運営側は勿論大変な事もあると思いますが それでも多くのボランティアの方が入った事で進む事がある事はいい事で それにより住民の笑顔に繋がると思います。 勿論 人の手で出来る事、出来ない事はありますが 角度を変えると出来る事が結構多い事に気付くことは本当に大事な事です。 

 災害現場を走り周る私はいつも思うのですが 依頼は「待っていても来ないもの」 自分たちの足で現場を歩き 地域の方と話 住民とお話をしながら家の周り、家の中、床下、水路、壁などを見せてもらい こちらから提案する事で初めて依頼に繋がるのだと思っています。 よく耳にする災害ボランティアセンターの電話対応「困った事があったら連絡してください。」 しかし 住民自体が困った事に気付かなければ それはいつまで経っても依頼に繋がりません。 初めての災害を経験した事が多い災害地で 住民の方からお願い事を引き出す事の難しさを知って現場を歩かないといけないと思いますし それに少しでも早く気付くことが何より大事な事だと思います。

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 そんな事を思いながらも 午前、午後と今後の段取りの事を気にかけていたのですが。。。。 取り敢えず 週末前の明日から少しだけお手伝いをさせて貰いたいと思います。 それが住民の為、参加したボランティアの方の為、運営側のメンバーの為になるのなら。

 それにしても 可部東サテライトの前に大型のバスが止まると見渡しが悪くなり 少し地域の方に迷惑を掛けている様に感じさせて貰いました。団体で参加した方々には本当に申し訳ない事もあると思いますし 仕方のない事だと思うのですが 少しでもその混雑が起こらない為にも団体として気にかけて欲しいと思いました。 

 取り敢えず 明日ちょいとお手伝いをさせてもらい 明後日以降の週末の準備と共に活動したいと思います。その為にも明日から少しだけ若い力のご協力のお願いをしたいと思います。

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 最後に阿蘇から来てくれていた「山くん」が本日帰る事になり ちょいと広島駅まで送ったのだが 8月25日から来てくれた毎日活動に参加してくれて三入サテライトで頑張ってくれて 本当に助かりました。 二年前の7月12日に起きた「九州北部豪雨」の災害で大きな被害を受けた阿蘇市 そこで出会った当時高校2年生だった彼がこうして電車を使い広島市まで来てくれた事、2週間以上の長きに渡り活動に参加してくれた事 本当に嬉しく思い、感謝しています。 また それの活動を心から応援してくれ 送り出してくれた両親とおばあちゃんに感謝です。