前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

道を作り上げる為に。。。!?

   

 さって先日 白馬村から帰って来た私 今回帰って来た理由の1つは以前からお話を聞いていた広島市社協さんが開催するプログラム「広島市地域区社協役員等実践講座」~被災地域の実勢から学ぶ~に参加する為です。 

 少し遅めに安佐北区社協に顔出し 久し振りに自治会長さんとお会いして午後から始まる地域の方々への打ち合わせをさせてもらい 自分自身の役割等の確認をさせてもらった後 お昼へ

その間 下のロビーでは今度の日曜日の衆議院選挙で投票場所になっている為 この数日間だけ「すまいる」を移動させる事になりメンバーで移動を開始してくれていました。 

 

 約50人くらいと聞いていた参加人数でしたが 当日来てみるとなんと約130人も多くの方が参加してくれるほど 大きな事に。。。。 今回の災害が各地の広島の方々に大きな関心を齎せた事が多かった事が物語っているのかと感じさせられました。  

 それにしても 前回の振り返りでもそうですが自分を含めどうしても登壇した人々が熱くなりお話する時間が長くなってしまった為 後半に計画していたワークショップが出来なくなり 急遽 パネルディスカッションの様にして災害発災後から災害ボランティアセンターを立ち上げていく流れを順を追ってお話する事に。。。

 災害現場と同様にこういった現場も生き物で空気、状況に合わせて多種多様に合わせて進める為には もっともっと学ばないといけない事がこの場面でも感じさせてもらいました。

 夕方 大学生のボランティアメンバーの方々が集まってお話をするというので 少しだけお邪魔する事にして少し時間が合った為 日曜日に沖縄に帰り選挙が出来ない為 ここ広島で行う事にさせてもらい 期日前投票をしてきました。 災害支援の活動をしていると色んなジャンルに精通している方々に出会い、色々な事が見えてくる社会、環境を始め経済、平和など 色んな分野の事が色んな角度から見えてきます。この地球が一つで色んなモノが結び付いている事を感じさせてもらうと同時 政治の大切さをまじまじと感じさせてもらっています。 これから沢山の困窮者、地方の高齢化など格差社会になると言われている中で災害を考えると災害支援の活動を行っている私的は本当に大きな問題だと思っています。だからこそ政治、選挙は他人事ではない大切な活動の1つだと考える様になっています。

  

 午前中から始まった室内でのお話をする活動 夕方には学生の皆さんと今年各地でお世話になった新潟災害ボランティアネットワークの事務局長でもあり、支援Pでもある「李さん」を交えて色々なお話をさせてもらいました。  

  土砂出しを始めガレキ出しの様なハード面と言った災害支援から生活支援と言ったソフト面に移り変わっている広島土砂災害の支援の形の中で 大学生を始め関わっている方々が色々と考えている今 こうした先輩方々と共に色々なお話をする事は学生を始め私にとっても色んな表現方法が増え、また再確認出来た貴重な時間になりました。

 日本各地で災害支援の活動を行う為走り始めたばかりの私 これからももっともっと悩みながらも学びながら 知識、経験、スキルを磨きつつ柔軟に対応出来る存在でいたいと白馬村での先輩方々との活動の日々を始めこの数日で再確認させてもらいました。 土砂出し等の現場のスキル、人に納得してもらう為の技術、人に何かを気付かせる為の能力 色んなジャンルの色んな力を身に付ける事で もっともっと支援の幅が広がり、深い支援をする事が出来ると思うから それが何より沢山の方々の笑顔、元気に繋がると信じて。。。