前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

あの日から始まった繋がり!?

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 広島土砂災害が発災した直後から安佐北区社会福祉協議会に研修生として入っていた大学生から先日 嬉しいお話を頂きました。(卒論でこんな私の事を書く事にしたらしい) 約2時間のインタビューを受ける事になり、朝から休日で活動を行っていない「すまいる」へ  災害支援という点を始め何が大切で何をもっとうに活動を行っているか?また緊急時から平時に変わっていく際の大切な事、外部と内部での問題点など普段感じていてもあまり言葉にしてお伝えしない事や環境、コミュニティ、平和など色んなジャンブルに関わり未来に対する想いなど まとめるのが難しいくらいお話させてもらいました。 

 それにしても こうして災害支援だけを特化して活動を行っている私に興味を持ってもらった事に嬉しく思いつつ 少し恥ずかしくも感じます。

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 さって午後からは「広島市社会福祉協議会」の方々事務局を行っている「利用者連絡会」の勉強会の中で「災害支援とは?」と言う大きな枠組みを頂き「伝える活動」をさせて貰いました。

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 今回「利用連絡会」と言う事で健常者の方も居られますが、避難困難者に当たる目の不自由な方、足が悪い方など色んな方々やそんな方々と関わりの深い方々が参加した会だけに色々な声を聞かせて貰いました。中でも避難所へお願い事や当事者である方々の気付きなど健常者の方々にとって当たり前に考えている事が当たり前でなくいかに問題な事などかを気付かせてもらう機会になりました。

 平常時の地域でもあまり見えて来ない避難困難者の姿や外人の様な情報弱者になりがちな方々 そんな方々も地域には居り、災害が起きた時は健常者の方以上に困っていると思います。そんな方々の避難を少しでもスムーズにかつ安全に行う為にも避難訓練時から一緒になって行い お互いを知る事が大事な事だと考えさせられました。

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 広島土砂災害を経験した広島市 被害に遭った方も支援に携わった方も皆 あの日から変わり始めたのだと思います。 お昼に中区にある「広島市社会福祉協議会」に向かう際に ふっと8月20日四国から広島に入り夕方に八木地区の現状を確認させてもらった足で「広島市社会福祉協議会」に来たのを思い出しました。あれから半年になる広島 沢山の事を起きて、沢山の方と出会い、沢山の方と共に活動を行い、沢山の住民の不安と笑顔に出会いました。 勿論 これで終わりではなくこれからも何が出来るか考えていかなくてはならないと思っていますが こうして今も広島に関われている事に感謝です。

※その時の様子(少しでも様子が伝わればと思い)はこちらから→8月20日のブログ

 そんな本日の勉強会の中で先日発売開始した復興Tシャツ企画「The Re:strat」や阿蘇に関わらさせて貰った際に制作した九州北部豪雨の阿蘇の記録集「”Kiroku”プロジェクト」の紹介をさせてもらい 色んな方に応援して頂きました。

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 天気の悪い日が数日続いている今日この頃 あちらこちらから田んぼの再生の動きの情報のお話が入ってきています。 来週から少しづつ時間が出来て来る私も色々と応援していきたいと思います。