前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

自分たちの立ち位置!?

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 本日もお休みの中 大林地区の高谷自治会で広島大学生の「OPERATIONつながり」のメンバーが昨年冬から春の間活動していた「田んぼ採生プロジェクト」の感謝際を行うと言う事なので 少しだけ顔を出させてもらいました。

 2012.7.12「九州北部豪雨」で被害を受けた阿蘇から5月に送ってもらった「タカナリボン運動」(三年振りに収穫出来た高菜)をふんだんに使った高菜料理(油炒め、高菜おにぎり、高菜入り餃子など)と三年前から始まった「ひまわり大作戦」で出来たひまわりの種を来てくれた住民さんにお渡ししてくれました。

 これまで国内各地で災害支援を行ってきて、色んな所が繋がっていく姿を身近で感じながら、色んな事を考えさせられます。 1つ1つのモノが積み重なり形になっていく事ですが、そこには沢山の方々の時間と想いが重なりあって初めて形となり繋がっているのですが 繋げて貰った方々にはそれは見えず感じにくくなっている事が多く。側にいるともどかしい思いを感じる事があります。

 それにしてもこうして沢山の住民に囲まれる中で大学生がこうして楽しそうに会話をしながら食事を行っている事は本当に素敵な事だと思います。地域の方々に受け入れられている事の1つに証なのだと思います。

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 またお昼過ぎからは以前狩留家地区で育成会の方々が植えた玉ねぎやジャガイモの収穫祭があったので顔を出したのですが 遅すぎ為参加者とはお会いする事も出来ずまた楽しみにしていたカレーを食べる事も出来ませんでした。

 それにしてもこうして自分たちで植えた野菜を自分たちの手で堀り出し自分たちの手で料理をして口にする事が出来る事は本当に素敵な事だと思います。 子供たちにとって新しい何かを感じ、ちょっとしたやる気の様なモノが生まれる事になればきっとその後の成長にも大きな力となると思います。

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  また午後過ぎは「子どもネットワーク可部」 で行われている総会にお邪魔して 今後の事でちょっとした相談をしてみたり、先日もお邪魔した「若者活動サポート拠点あおぞら」を覗くとそこには午前中大林地区に居た大学生の姿が。。。

 たまり場らしくなってきている「あおぞら」を見ながら これからどこに向かって行くのか、楽しみでもありつつ不安も感じる時間でした。

 災害支援のみを行った居る私は毎回の様に各地で感じる事の1つに支援者の為の活動がよく目に向けられる。 支援する側に光が集まる事で支援が続ける事が出来るのだが、支援者はあくまでも支援する側であり、それが中心になってはいけないと思っている。 頭で考えていると当たり前の事で簡単な事だと思うのだが、人は面白いように流され気が付かない内に流れに飲み込まれている事が多い。 支援する方の為の環境になってはいけないし、地域の方の為の存在であり、いつかは無くなる事が目標の存在だと思い活動を続けている私。 「あおぞら」の存在を感じながら色々考えて覗かせて貰いました。

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 夜にはいつもの様にPCを使い「元気玉」のHPのページ作りを行いながら センスのない自分に嫌気をさしながらも作り込んでいる私がいます。 一歩ずつちょっとずつでも。。。