前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

足りないボランティアの数!?

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朝のゆっくりした時間を過しながら現場での情報共有を行うメンバー達。どこの災害地でもそうですが、住民の為に何が出来るのか頭を使い考えています。

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シルバーウィークを終え「常総市災害ボランティアセンター」の平日はドンドン少なくなり気が付けば参加するボランティア数が1000人をきってしまいました`

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今回の災害は広範囲で色々な現場がありますが、先日から始まった「常総市ゴミ回収プロジェクト」のオペレーションのサポートの為の準備を行いつつ、次の現場確認。 それにしても、現場を走っていると各地にいくらでもある家財ゴミの山。。。 これを目にすると改めて今回の災害の激甚化を感じます。

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 少し現場が廻り始めるといつもの様に各エリアを走り始める私、そんな私の役割と言うのは少しでも現場の声を感じ、困っている方を探し出し、支援が必要な方に繋ぐ事。 この常総市で今 何が必要か?何が大切なのか??

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昨日から地元の方がボランティアセンター内のトイレなど掃除してくれるようになっています。地域の方が自分たちで何が出来るか考え、動き出している姿が目に入り、嬉しい気持ちになります。また近隣の中学校からメッセージの入った土嚢袋を頂いたらしく、センター内の色んな所には沢山の応援メッセージが入った土嚢袋が飾られる様になっています。 

 シルバーウィークの最中はボランティアセンターに来てくれた方を派遣する事でいっぱいだったメンバーも少しずつゆとりが出て来て、身の周りの事も見え始めて来てるのかもしれません。

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 「常総市ゴミ回収プロジェクト」で水海道の街中にある災害ゴミを住民に声を掛けながらお宅にあるモノ、道に出ている事などを回収して約200tモノ災害ゴミを街中から移動させる事ができ、本日も少しだけ綺麗にする事が出来ました。

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 また石下の玉地区では先日鹿沼市から駆け付けてくれた支援仲間の先輩たちのお力で重機等を使用し、大量の土砂、特集な案件を行ってくれています。 北から南へ広範囲で被害を受けて地域ごとに抱えている問題がある今回の「北関東・東北豪雨」の災害を受けた常総市。 いつもの様に走り周り、現場を見ていますが、足りない事を気付く本日、これからももっともっと走り地域の問題に目を向け、アンテナを立て、一つ1つ解決出来る様に沢山の支援のお力をお繋ぎ出来ればと思います。 それが何よりも自分の役割だと思うから。。。。

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常総市災害ボランティアセンター」、「常総市NPO・NGO連絡調整会議」を使い現場、避難所、行政の対応など各現場で感じた事の情報共有を行いながら、何が大切で何を行わないといけないかを日々行っている支援者たち、いつも気が付けば21時近くまで会議を行っています。 そんな中でやはり一番の問題は「人」「関心」世間では少しずつ被害を受けた地域、被害を受けた方々への関心が少なくなっているのではないでしょうか? 少しでも多くの方が関心を持ち続けてくれ、足を運んでくれる為には、今何が大切なのか、もっともっと考えなくてはいけない気がします。

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 最後に自分事ですが、災害直後に常総市に入った私。被害に遭い揺れた状態で避難所に搬送された住民たちに少ないですが、自分の持っているパンツやTシャツ等を配った為、今活動で使えるパンツが二枚しか。。。そして本日 現場で一枚のパンツがさけてしまいました。また先日から名刺もきれてしまいました。 取り敢えず 今持っているパンツで活動を行ったり、名刺をコピーして紙で仮の名刺を作ったりしていますが、今後は時間を作り、自分の活動体制も整えたいと思います。