前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

支援集める為には。。。!?

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 宿泊し始めたベース(仮)のポスターを見ながら改めて、支援の目的を再確認させてもらった朝。  

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 バタバタしている朝の時間、各場所では色んな方がミーティングを行いながら、本日から初めて現場で活動を行う方や数日行ってきた方など引き継ぎなどを行いながら現場で活動を行います。 そういったバトンタッチで繋ぎ支援を行う事で情報共有を行っています。 また近郊の方も少しずつ参加する様になり、今後の事を考えると少し期待出来る風が吹いて来たのではないでしょう?

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常総市ゴミ回収プロジェクト」~市民の力で綺麗な街へ~  本日も50人以上で参加してくれいくつもの場所からいくつもの災害ゴミが無くなっていきます。 毎回感じさせて貰う「人々の力」に本当に驚きです。

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 また先日から入った三坂地区のお父さんのお宅へ 連日20人以上のボランティアの方のご協力であっという間に床下の泥まで撤去する事が出来ていました。 ここでも沢山の方々の力を感じながら、お父さんとお話をさせて貰うと会話の中で笑顔を見せてくれました。 こうして1つ一つの活動が形になり、次の一歩に繋がるのだと思います。まずは撤去、清掃、修復、復旧、復興と一歩一歩前に進む為のお手伝いを。。。

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また上三坂地区の公民館では「open japan」のひーさんの企画で、靴の「KEEN」のご協力とマッサージの方々のご協力でちょっとしたサロンを行ってくれました。発災から2週間以上が経っている今 こうして地域の方々が集まり、顔を見合わせながら色々な事を話す時間が出来る事が今後の事を考えても本当に大切な時間だと思います。

 災害復旧も勿論大切な事ですが、今後の地域の復興を考えると地域の方々が再び声を掛けないお互いに一歩一歩前に進む事は大切な事だと思います。足元を見る事も大切ですが、他の方、外部の方が少し前の事を見て上げで、対案し導いていく事が何よりも地域の方に大切な事だと思います。

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 そんな上三坂地区でのサロン活動を覗きながら、田んぼの道を走っていると見慣れた方の車が田んぼに。。。。先日も他の方が落ちているのを見つけお手伝いをしたのですが、やはり災害で被害を受けどこまでが道かわからない田んぼ道は、危ないのかもしれません。 

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 また上三坂地区と同様、大きな被害を受けた玉地区に足を運び、本日も活動の様子を覗かせて貰ったのですが、広大の庭で数名のボランティアの方々と専門性の高い災害支援の先輩たちの姿が、逞しい先輩たちや参加したボランティアの方々のお蔭でドンドン景色が変わって来て住民のお父さんの表情も変わって来てる様に思えます。それにしても集落の周りに気になる田んぼの姿が、被害を免れた稲をどうにかして刈りたいと考えているらしいのですが。。

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 北から南へ移動をしながら新着状況を感じながら日々の活動を行っている私ですが、日に日に片付いているのを感じながらもまだまだ支援の手が足りていない事を実感させられます。 走り周る支援仲間の姿と運営メンバーの仲間を比較してはいけないですが、どうしても熱の熱さの違いを感じてしまいます。  

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 夕方近くまで活動を行うメンバー達と現場で色々な事を話しながら夕日が沈み本日の活動が無事に終わる事への感謝をしつつも思っている以上に集まらない支援の力に何をどの様にした方がいいのか?考えてしまいます。 何がゴールなのかわかりませんが、間違いなく被害を受けた方は疲れ、今後の事を考えて不安な気持ちで過ごしている事を感じます。

 ゴミを始め、掃除、消毒、庭先、田畑、諸々まだまだ支援を行いたい事が多い常総市ですが、本日も677人と言うボランティアの数。はっきりいって「支援の力」が足りない状態が続いています。東京に近く、関東である茨城なのになぜ?  どうしたら「支援の力」が集まるのか??考える日々が続きます。