前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

色々な復旧の一歩!?

DSCN6883 

DSCN6884 

最近ご無沙汰していた朝のブラブラ 本日で終了になるゴミ回収プロジェクトの為に石下地区を走り街中をチェック。 走っていて見た事ある景色がありふっと立ち止まるとそこは発災後の10日に走り周って居た際にたまたまたどり着いた現場でした。 あの時は腰近くまで水があり、中まで行けなかった状態でしたが水が引き、時間が経って再び同じ場所に立ち景色を見ると色々な事を考えさせて貰います。

DSCN6886 

DSCN6889 

DSCN6891 

DSCN6892 

DSCN6893 

DSCN6896

 週末と言う事で900人近くのボランティアが参加してくれ「ゴミ回収プロジェクト」とを始め他の現場での作業もドンドン進める事が出来ました。 それにしても面で活動を行うとドッとお願いの声が出てきます。未だに室内でタンスが有ったり、畳が敷いてあったりするお宅があり、そんな方々と出会えるのも敷地内で電話を待っているのではなく、こちらから現場に足を運び活動を通して声を掛けているからだと思います。 

 

DSCN6903 

DSCN6900 

DSCN6902 

 週末の本日沢山参加してくれたボランティアの方々が一同に帰る3時近くにセンター足を運ぶとJICの方々がメロンパンと枝豆の炊き出しを行っていました。

 嬉しそうにほおばるボランティアの方々の印象が強く。こうして心使いが参加する方々の参加に繋がるのだと思いました。

DSCN6898DSCN6899

 

DSCN6904 

DSCN6905 

DSCN6906 

DSCN6907 

DSCN6908

 それにしても重筋チームを始め各地で共に活動を行ってきた仲間たちは毎回の事ながら本当に逞しい存在です。今回も昨年お世話になった「南陽市災害ボランティアセンター」でお世話になった地域の渡さんが重機持参で駆け付けくれたり、学生団体「IVUSA」や「Gakuvo」や沢山の有志の存在は共に繋がり、大きな力になっています。この週末であっという間に綺麗になった庭や田畑の跡地、勿論まだまだ行わないといけない事は山住ですが、間違いなく住民の表情は変わって来ていると思います。 夕方の肌寒い時間まで現場で活動を行っている仲間たちの姿を見ていると住民と接する事が多く、感じる事が多いだけに想いが強くなります。

帰り際に学生団体が被害を受けた箇所に向かって「黙祷」を行っている姿が目に入り、彼らの中で色々な事を汲み取り、考えながら活動を行っている事を感じさせて貰いました。何の為に行い何が出来るか?しっかり考えているのだと思います。こうして自立している支援者の方々と共に活動が出来る事に嬉しく感じます。

DSCN6913 DSCN6910DSCN6909 

DSCN6912 

DSCN6911

 一日の最後の夕方から行う「NPO連絡調整会議」 避難所の事、在宅避難の方の事、災害ボランティアセンターの事など現場だけではない広範囲の被災地の事をお話する貴重な時間を毎日過ごさせてもらっています。

 また会議が終わり、広島でお世話になったRQの八さんからパンツの支援を二枚も届けて貰いました。 発災直後 被災者が 先日残り2枚になったパンツ

 

 

DSCN6887

 そんな一日の中で嬉しい景色を走っている時に見かけました。水海道地区で被害を受けたスーパーこれまで復旧作業を行っていたのですが、本日ようやくOPENする事が出来た様で、住民の方々が行列を作り並んでいる姿がありました。こうして一つ1つ復旧していく事で、買い物が出来る様になり野菜が手に入り住民の暮らしが変わっていくのだと感じました。

 自分自身も何が出来るか分かりませんが、1つ一つ出来る事をこれからも探していきたいと思います。