前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

生活再建の足音!?

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 日々快適な空間を試行錯誤している「ゆいまーるの家」のベース 台所の様子も徐々に変わって来ています。 そんな本日も地元の方が美味しそうな生ホルモンを差し入れに持って来てくれました。 毎日地元の方が集まる様になっている公民館を使わせて貰い感謝しながらも、こう言う気持ちが本当に嬉しい事です。  

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 また 朝からベースに止めてあった、支援仲間の支援用のバイクを本日夕方には都内に届ける為にダンプに積み込んでいる姿を覗かせて貰い、改めて感謝の気持ちが混みあげて着ました。

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 11月30日に避難所が閉鎖になる事が決まってから毎日の様に引っ越しの案件を行う日々ですが、本日も朝から二件依頼があり、新しい場所で移動していく住民のお手伝いをさせて貰いました。 行政が用意した仮の住宅に移動せざる方、自力で新しい貸家を探しお借りして生活再建を始めた方、住み慣れた地域を離れ近郊のつくば市など市町村に移動しなくてはいけない方、遠い息子さんのお宅にお世話になる為に離れた方など、一人独り環境も状況も違う中、色々な事情を持ち引っ越しを行い、新しい生活を始めようとしています。 

 そんな住民のお手伝いをしながらお話をする中で、今、これからの生活の様子が見えて来る事が多々あり、また新たな支援に繋がっています。

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 引っ越しの活動が多い中、助かった二階に身を置きながら生活を始めている方もいます。壁の中の断熱材、床下の泥を撤去する為に剥がさせて貰いながら、少しでも生活に影響が出ない様にと配慮しながらの活動を行っています。 以前入ったお宅に顔を出すと壁紙屋さんが新しいクロスを張っている所に出くわしたりし、地域によって差はありますが、少しずつ生活再建の足音を感じる日々が多くなってきている気がします。

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 毎週2回行われている「NPO連絡会議」では現在見えて来ている課題、これから起こるであろう問題、現場から見れて感じた事、行政から方向性など各団体が持っている情報を交換しながらこれから何が出来るかと話し合っています。

 発災直後は沢山の団体がいた常総市ですが、気が付けば見慣れたメンバーに囲まれている現在の常総市 それはそれで改めて業界の問題を感じさせられます。