大島での災害支援の原点!?
平日の本日出勤した大島社協の職員にご挨拶を行いたいと思い、朝からお邪魔して当時の災害ボランティアセンターの様子を思い出しつつ、今もこうして訪問活動を行っている大島社協の目指している所への想いを感じさせてもらいました。 それにしてもあの時沢山の応援者が駆けつけ、沢山の方とここで出会った私 そのご縁から今も各地でお世話になっている方々もいます。
発災後 一時避難所から仮設住宅が出来るまで公営住宅に避難し、その後仮設住宅が出来上がり、生活を始め2年の月日が流れ、次の復興住宅への移動が直前に迎えている大島。
一人ひとりのスピードで復興への道が進んでいる中、問題や課題も人それぞれです。そんな住民の話し相手に少しでもなり、少し困った様子を感じた際には、他の関係機関や専門職に結び付ける事が出来れば問題が大きくなる前に未然に防げることもある。言うのは簡単ですが、実際に一人独りの声に耳を傾ける事で見えないものが少しずつ見えてくるのだと思います。
また嬉しい事にバレンタインデーのチョコレートという事で住民からプレゼントを頂き、来月お返しする為に再び大島に訪れる理由が出来ました。
また大島社協が行ってる事業の一つでもあり、災害支援に関わっている際に何度も差し入れして頂いていた「黒潮作業所」へ
ちょうどパンが出来上がった時間帯だったのもあり、明後日帰る予定の常総市へのお土産を購入する事が出来ました。
また午後からは今回の大島訪問の目的の一つ「散髪」を行う為、以前お世話になった美容室へ
年末年始で大阪から来てくれた友達と一緒になって剥いだ床のワックスも今では綺麗になり、昨日寄った時はあまりお話しが出来なかった所もあったので、髪を切りながらいつもの様に元気なお母さん、お父さんのお話を沢山聞かせてもらいました。昨年、今年と生活環境は色々と変わっている様で、話を聞いていても大変そうに思えたのですが、それでも現役で今でも美容師としてお仕事を行いながら畑仕事を行っているお母さんの後ろ姿を見させてもらい。先輩の大きな背中を感じさせてもらいました。
また、昨日ご挨拶で寄った際にたまたま常総市の出身の方とお会いしたのですが、その方から嬉しい赤飯のお気持ちを頂きました。常総市で活動を行っている私と出逢った事で食べさせたいと思ってくれた様で、わざわざ作って美容室に届けてくれた様です。その気持ちに触れる事が出来てここでも「本日のやった~」を頂きました。
夕方には毎回の様に大島に来た際、お世話になっている地元のお父さんと夕食を食べに行くことになり、少し離れたお店へ
ご飯を食べながら、自宅再建のお話やご家族の事など色々とお話ししてくれ、時間が経った今だから色んな事を感じ、改めて時間が経った今だからこそ長くかかる復興への難しさを感じさせて貰いました。
地元のお父さんとの夕食を終え、少し時間があったので元町港で椿祭りの期間中行っている「夜祭り」 を少しだけのぞかせてもらい、被災した時に行われなかった夜祭りを初めて見させてもらいました。
そんな一日の締めくくりに一度ご自宅に帰り、再度時間を作り元町に戻って来てくれた大島社協の局長と昨日からお世話になっている草さん夫婦と共に晩食へ
毎回の様に美味しい夕飯をたらふく食べながら、常総市の話、大島の現在の課題、各地で行われている支援の事、今後の事など災害支援に関する事を長きにわたりお話しし合えた貴重な時間を過ごさせてもらいました。
発災から二年半が経った大島ですが、こうして一年に数回訪れる私ですが、発災直後から外部である私を今もこうして嫌な顔せずに受け入れている事に感謝です。