共に半年過ごしたからこそ!?
色々な事を再確認させてもらった昨夜から開けた一日。本日は朝から看護師でもあり、兼八興業の食いキャラでもある下ちゃんが「手洗いワークショップ」(ブラックライトを使い綺麗に洗えているか洗い方チェック)を行ってくれました。
多種多様な個人、団体が参加してくれる「ゆいまーるの家」では 、一人独りの能力という個性を活かし、自主的に出来る事をドンドンと取り入れています。大工作業が行える方が棚作りを教えたり、編み物が得意な地元の方から編み方を教わったり、看護師として気になる衛生面をチェックしたり、出来る人が出来る事を行いながらスキルアップを行っています。 これも参加するメンバーがフラットの関係で活動に参加し協働で行っているからなのだと思います。
本日の「ゆいまーるの家」の活動は「地域支えあいセンター」の訪問活動と「たすけあいセンターJuntos」のペンキ塗りサポート、「元気村ボランティアセンター」の農機具テクニカルネットワークのサポートに分かれての活動になりました。
女性陣を始め訪問活動を行った事のあるメンバーは地元社協に足を運び、本日行う予定の訪問場所を聞き現場に。。。 それにしても日々にたくましく見えるメンバー達を見ていると継続は力なりとつくづく思います。
また先日大阪から駆けつけてくれた「ダッシュ隊大阪」の武ちゃんも参加して茂木から参加してくれた高校生のメンバーと共に今後Juntosが学習支援に使用する為にと願い改装して来た家屋をペンキで鮮やかな黄色に塗り捲る作業が行われており、地域の子供たち、参加した高校生、スタッフと参加したメンバーが生き生きと活動を行っていました。また地元の生協の方々が美味しいカレーを作ってくれ綺麗に出来上がった部屋の中で、みんなで美味しいお昼を頂きました。
またそんな本日 大生小学校ではJICのメンバーが復興に向けてのイベントを行っていたのでちょいと顔を出すとそこには発災直後 各地から駆けつけてくれたJICのメンバーが集まっており、ちょっとした同窓会の様になっていました。 豪華な屋台にちょっとした舞台、沖縄出身の有名な歌手もきて歌を披露した様です。 沢山の方々が集まり楽しい時間が流れていたようですが、少し気になったのは地元の年配のお母さんの姿があまり見受けられなかった事ですが、地元の社協やNPOとしっかり連係し出来る方が出来る事を行う事で幅の広い支援につながっていくのだと思いました。
それにしても大生小学校の花壇に目をやるとそこには今もまだ土砂や流れて来たゴミが見え隠れしており、これは一体誰が取るのだろうか?とちょっとした疑問も生まれました。
少し賑やかな空気を吸い、三坂地区に用があり戻ると土砂が積もった田畑の姿があり、またそれも色々と感じさせて貰いました。地域が分かれば被害の状況も変わり、現状の新着状況も変わっている現在の常総市 そこに住む住民の気持ちを少しでも身近で感じる事が支援活動を行う上で何よりも大切だと思っている私だけに、もっと長い目で色んな事を考える事が大切だと再確認させてもらいました。
ペンキ塗りの工程も次に移り、後半のロゴや絵を描く作業に移っていました。
また「地域支えあいセンター」に戻ると「ゆいまーるの家」の訪問メンバーが帰って来ており、本日の報告を行っていました。
地域を歩き、地域の方とお話をして感じ聞えてた小さな気づきを地元の支援者にしっかり引き継ぐ事、共有する事はこれから長くかかる支援活動で大切な事だと思います。
メンバーや関わった方々に少しでも情報を共有する事の大切さを感じて貰い、面倒はあるがこれから始まる長い支援の為の下準備を行っていきたいと思います。
そんな週末のバタバタとあっち行ったり、こっち行ったりの本日の夜はひょんなことから水海道地区のお店に行くことに。
先日発災から半年が経った常総市でこうして被害を受け復活した相野谷のお店と森下の沖縄料理屋に「たすけあいセンターJuntos」のメンバーと「ゆいまーるの家」のメンバーと美味しいご飯を食べながら楽しい時間を過ごせた事に嬉しくて気が付けば日を跨ぐまで盛り上がってしまいました。 この半年 地元の支援者と共に走り抜け活動を行って来たメンバーでこうしてひと時を楽しめる事がまたこれからの活力になるのだと思います。 沢山の出会いと関われた事に感謝した夜でした。