前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

一人独りに感じる春の足音!?

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 お彼岸と言う事もあり、公民館の周りのお墓には沢山の住民の姿が見え地域の繋がりの強さを感じた朝。それにしても河川工事は日々重機が動いています。

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 午前中はいつもの様に「地域支えあいセンター」に顔を出し、今後の予定されている「伝える活動」の資料作りを行ったり、先日お世話になった茨城県社協へ書類を送ったり、いつもお世話になっている和歌山の仲間に茨城の味を届けたりさせてもらいました。

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それにしても寒さが和らぎ春が近づいたお陰か日中は半袖で過ごせる一日になりました。 少し遅れてお昼に公民館に戻って来ると嬉しい事に美味しいコロッケが残してくれていて、トイレにはかわいい春を知らせる花が一輪飾られていました。

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 午後には以前からお話を進めていた被害に遭われた後、ご家族の都合などもあり片付けがなかなか進んでいない中、本日急遽連絡があり地元の三坂屋を中心に片付けさせてもらいました。 

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 発災から半年が経った今でも人によってまだまだ支援が必要な方も多く隠れている状態の常総市ですが、今もまだ地元の方々を中心に支援活動を続けています。 これから復興に向けて長い支援の道が続くことになるであろう、常総市にとってこうした地元の方々の関わりは必要不可欠になっていくと思います。

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 春の足跡を感じる夕日の中、被害に遭った田畑に咲いている菜の花が目に入り、農家の方々の気持ちを考えると少し複雑な気持ちになります。桜が咲き始めてきた常総の春は、一人独りに色々な事を感じさせ始めているようです 。

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  毎日の様に参加してくれた地元のメンバーは夕食を共にしたり、仕事で困っている事をメンバーで手伝ったりと災害以降支援で知り合った仲間とは思えないほど仲が良く、それもまた災害が引き起こした副産物の一つなのかもしれないと感じさせて貰い、嬉しくさせてもらいました。