熊本地震の支援活動「1月8日」
〇西原村「もやいハウス”資材館”」
昨夜から続いた雨は昨日移転した資材館予定地に沢山の水たまりを作ってしまいました。 朝から来てくれた「菊池市災害支援ネットワーク」のメンバーのご協力で朝からテントの下に溜まった水たまりを撤去してもらいました。
思っていた以上に水が溜まっており、これから新しい環境を考えていた私にとって、一つ仕事が増えた朝の現実でした。 どうしてもんかな?
〇西原村「もやいハウス」
また先日から仮のお風呂作りが始まったもう一つの現場は雨の為、作業を行う事が出来ない為、宿泊組の森さんは朝から以前関わったお宅に雨漏りの点検を行ったり、以前から調子の悪かった発電機のメンテナンスをしてもらいました。 感謝。
〇益城町「テクノ仮設団地」
午前中、雨の為に変更になった現場の調整などを行い、お昼からは一人益城町のテクノ仮設団地に足を運び遅くなった新年のご挨拶をしつつ、先日注文し出来上がった「毛布チャンチャンコ」を受け取りに行ってきました。
本日は来週15日に企画しているというペットを飼っている住民のゴミ拾いイベントがあるらしく、その際にプレゼントする予定になっているバンダナをみんなで縫っていたらしく「みんなの家」(公民館)でお話をしながら、縫物を行っていました。
また以前から風除室を作りたいと言っていたお父さんのお宅に足を運ぶと、雨が上がったので作業を再開したのか、一人で脚立を使い作業を行っていました。
約1時間半ほどテクノ仮設団地にお邪魔していた所、今度風除室を作るときに木材が必要という事や絨毯などがもう少し欲しいという事になり、一度「もやいハウス」に行くことに
〇西原村「もやいハウスと以前の現場」
益城町テクノ仮設団地の住民と共に一度「もやいハウス」に向かい、資材関係を確認してもらい、その後以前私たちが作った現場へ
この数ヶ月はまっている「鎧張り」を行ったお風呂や小屋を見てもらい、何かのヒントにと思い案内したのですが、行くとどうやら息子さんと同級生で畑の事などでお話が盛り上がっていました。 市町村が違うだけで生活県内は一緒であり、ましてや農家というつながりもあれば、どこかしこで住民はつながっている事が多いです。最後には「お互いがまだしていこう」っとお互いで声を掛け合っていました。
また何よりもうれしかったのが、9月辺りにみんなで作ったお部屋に親戚一同が集まり、楽しそうに新年会を行っている風景が見れました。一つの部屋だけ見ればごく普通の新年の風景の様に思えて、遠巻きに少しうれしく思いつつも、住民の力強さを改めて感じさせてもらいました。 それにしてもおばあちゃんの笑顔が何よりも可愛くて良かったな。
〇西原村「明日の現場」
テクノ仮設団地の住民を見送り、明日の現場のお約束をする為、現場へ
仮のお風呂作りが二件入っているので、同時作業で進める事に少し不安はありますが、取り敢えず出来るところから一つ1つ行っていきたいと思います。
それにしてもいつも思う熊本の農家の方々は本当に明るく前向きな方々が多い。作業を行いながら、一緒にお話をしていても逆に元気を頂くことが多い気がします。
〇西原村「もやいハウス&お裾分け」
また夕方には午後にテクノ仮設団地でお約束したお米を届けに行くことに、震災直後に送られてきたというお米が未だに300kgほどあるので、約3kgほどに小分けしているお米と先日常総市から送って頂いたメッセージカードを添えて、住民の元に届けさせてもらいました。
因みに「お裾分け活動」とは。。。仮設住宅でお話をしているとお米を買っている方が時々見受けられます。せっかく熊本に送られたお米をこのまま置いておく訳にはいかないと思い。11月くらいからちょくちょくとお裾分けと共に各地から送って頂いたメッセージを添えて配りしています。
〇菊陽町「買い物」
夕方、益城町まで行ったので、ちょいと足を延ばしてお買い物へ
時々 ここにきて色々な事を考える楽しい時間を過ごします。取り敢えず 先日作ったロケットストーブの部品を購入して、近い内にもう一基作りたいと思います。
◇熊本での災害支援活動の様子
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