前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

伊豆大島「1月12日」

伊豆大島へ「東海汽船

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 昨夜 船に飛び乗り大島に向かった私。ふと2013年10月16日の夜に大型船に飛び乗り、翌朝大島に到着した3年半前を思い出しました。あれから一体何回大島に足を運んだだろう?

 

伊豆大島 

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 災害直後 東北から駆け付けた支援仲間の「草さん」 その後、生活支援相談員として社会福祉協議会に席を置き3年経った今も大島町にいます。 そんな彼は私が訪れる度に毎回迎えに来てくれ、変化していく大島を案内してくれます。

 朝早くに迎えてくれ、仕事前の早朝を利用して被害が大きかった地域を回りながら、ただ今着工している流路工の様子や開通した被害を受けた車道、献花台などを案内してもらい手を合わせてもらいました。

 

伊豆大島「草野亭」 

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 それにしても「草さん」夫婦はいつ来てもにぎやかな家庭。朝から迷惑な私を受け入れてくれて豪華な朝ごはんでもてなしてくれました。いつもありがとうございます。

 

伊豆大島社会福祉協議会」 

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 朝ごはんをいただき、仕事に出勤する「草さん」と共に災害直後から怪しい私を受け入れてくれた「受援力」の高い大島社協

  毎回 顔を出してもなぜか久し振りの空気を感じさせない大島社協の職員のメンバーに暖かく向かい入れてもらい。新年のご挨拶。

 

伊豆大島「くぼいち」 

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 簡単に社協へのご挨拶を終え、近所にある地域の方々が集まるお茶会会場の「くぼいち」さんへ 

 今回来島したタイミングがよく、三年前の災害が流れてしまったお祭りが今回8年越しに行われるらしく。「くぼいち」さんの会場にも写真や動画など飾られていました。

 また以前とは少し変わっており、新しいお土産なども並んでおり、変改する大島を感じさせてもらいました。

 

伊豆大島「すみれ美容室」 

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 私が大島に来る理由の一つに散髪があります。土砂災害で被害を受けた美容室があり、災害直後の年末年始はここで復旧作業に少し関わりました。

 高校を卒業した後、数年間美容師を行っていた私の十倍の美容師歴を持っているお母さん。 来る度に髪を切りに行くと嬉しそうに年末の事や近況報告をしてくれます。80過ぎても元気で現役なお母さんの姿を見る為にも、大島に行く予定が付いたら出来るだけ髪を切らず、大島に行く理由を一つ作っています。

 

伊豆大島生活相談員」 

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 それにしても災害直後の支援活動は沢山の方々が注目し目立つ事も多いけれど、「生活支援相談員」の様な訪問し色々な話を聞くような仕事はあまり見えず、必要性を感じない方が多いのではと思うのだが、中長期の復旧期の後半時期は大切な役割だと思っています。

 訪問を行い何気ない会話の中にアンテナを立てたり、様子を伺い、必要な方がいれば必要なサービス、支援におつなぎする役割。見えない役割だけに難しく人それぞれの個性が表に現れる気がします。

 

伊豆大島「波浮地区」 

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 そんな大島の来島初日 お昼には大島でも大好きな「波浮地区」へ。伊豆の踊りでも有名な波浮港。大島近郊で取れる海鮮が有名でお昼には美味しい海の幸をご馳走になりました。 

 

伊豆大島「訪問活動(復興住宅)」 

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 午後からは昨年の春に仮設住宅から引っ越しを終え生活を始めた復興住宅へ

災害直後からちょくちょくとお世話になっている住民の元にお邪魔して、その後の様子などを聞かせてもらいました。

 それにしても思った以上に立派な住宅に住民の皆さんも満足そうな顔をで迎えてくれました。

伊豆大島「訪問活動(在宅)」 

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 また午後からは午前中にあまり回れなかった地域へ

沢を伝って土砂が流れてきた事で大きな被害を受けた地域。災害直後に来た時は流木が3mほど堆積しており、家屋や敷地内には多量な土砂が流れ込んでいた地域で、重機ボランティアや沢山の支援者が関わり、土砂を撤去した地域だけに、関わりも深く。来る度に顔を見せるのですが、いつも変わりなく元気な姿を見せてくれます。

 しかし、二年前から沢の拡張が決まっており、数件の自宅は立ち退きをしなくてはいけなく。今後の事などで悩んでいた数年を知っていただけに、色々心配はありましたが、いい方向で進んでいる様で、少しほっとさせてもらいました。

 

伊豆大島「草野亭」

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 暗くなるまで地域を歩いたり、社協でお話をしたりした後 いつもお世話になっている「草さん」宅へ

 本日は夕飯にお鍋を用意してくれました。またお風呂には温泉の赤門まで足を運び幸せな時間を過ごさせてもらいました。

 それにしても毎回大島に来る度にお世話になっている「草さん」夫婦には頭があがりません。 いつもありがとうございます

 

伊豆大島「お祭り」 

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 食事とお風呂を終え、夜には近所で行っているお祭りへ

八年ぶりに行われるというお祭りの前前前日 若者(多分40歳まで)が踊り、長老たちが歌い手になり、地域の男性陣がかっこよく伝承をつなげている姿がなんとも言えず、素敵な時期に大島に来させてもらった事に感謝。 

 

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