前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

熊本地震の支援活動「2月9日」

西原村「もやいハウス」

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 いつもよりも少しだけ早い朝。活動で忙しい日々の中 細かい事を片付け出来ないコトが多く。時折 時間を作っては片づけているのだが。。。。

  やはり自分自身が苦手コトが目に着き始めます。

 

菊池市「現場」

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 本日はいつもお世話になっている「菊池市災害支援ネットワーク」の本拠地の菊池市

 解体予定の納屋に貼ってある外壁材を頂けるという事で、メンバーと共に菊池市に行き撤去作業を行う事になったのだが、益城町を始め西原村、南阿蘇村など被害の大きかった地域から離れるといつも思うのですが、10分も車で走ると被害の状況が見えず、こんな近距離の違いだけで、被害の状況が違うのだから、被害に遭われた方々の気持ちが複雑だと思います。 比較しても何も変わらないのはわかっていますが、何かあればどうしても目に着き考えてしまうのは誰しもです。 一歩被災地を離れると以前の暮らしがそこにはある。一方で10カ月近くたった現在でも避難を強いられている方もおり、これから先の不安も抱えている方々が多いと思います。何かで割り切るしかないのかもしれませんが、そこに行くまでに様々な心の葛藤があるのだと思うし、被災者だけでは乗り越えるのが厳しい事も多いのだと思います。

 ヒッチハイク夫婦や横浜の古さん  不慣れなハンマーやインパクトを使用し少しづつ外壁材を外してくれ、午前中いっぱいで取れる範囲での材を取る事が出来ました。

 ありがとうございます。

 

菊池市菊池市災害支援ネットワーク」 

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 お昼は、いつもお世話になっている「菊池市災害支援ネットワーク」の基地にお邪魔して美味しいお昼を頂きました。 

 木目調の立派な施設を使用しこの10ヵ月支援活動の為、40分もかけて西原村を始め阿蘇市、南阿蘇村など災害地に来てくれています。今回 菊池市に来る事で毎日この距離を来ているのだと改めて感謝の気持ちを気付かせてもらいました。いつもありがとうございます。 そして本日はご馳走様でした

 

西原村「現場」 

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 お昼をご馳走になり午後からは、拠点の西原村

午前中 一人で台所作りを行っている仲間の元へ行き、近くの解体現場から使用する木材を頂く事に。

 行くと新しい木材と瓦が置いてあり、もしかしたら直すつもりで購入していたのかな?とか色々考えさせられました。

 支援を受ける側、支援を行う側、それをつなぐ側 様々な方が居て支援活動を行う事が出来ます。そういった様々な方の支援のネットを関わるみんなで作り上げることが大切だと思います。 しかし それでもネットの隙間からこぼれる方がいるのも現実なのだと思います。 その為にも様々の方々が独自のしえ活動を行いながらも情報共有し、連携していくことが大切なのだと思います。

 今行っている現場に木材を運び込み。 現場のお母さんから美味しい「から芋」を頂き休憩。 震災直議に自宅の片付けもそっちのけで作付けしたから芋が立派に出荷されています。 それにしても本当に美味しいおいもです。

 

西原村「もやいハウス」 

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 現場での作業も終え、少し早めにもやいハウスに戻ったメンバーは拠点内で出来る事をやってもらいました。 

 また今日からヒッチハイクしている高校生や常総市で共に支援活動を行った仲間も来る事になり、今夜は人数も多くなり7人の宿泊組。 嬉しくもこれからしっかり地元に引き継ぐ体制を整えなくてはいけないコトなどやる事が一気に見えてきました。

 明日からはちょいと関東に行くことになっている私。 圧倒的やる事が消化出来ていません。

 

   

 

◇熊本での災害支援活動の様子

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