前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

見た目より中身が大事!

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静岡県社会福祉協議会で行われた訓練”

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”情報収集する為に打ち合わせ”

 

 本日は朝から静岡県社協で行われた災害ボランティアセンターの立ち上げ訓練を外部支援者(JVOAD)として参加してきました。 

 熊本地震が起きる数ヵ月前に行われた静岡県域で行われる「図上訓練」に参加したことにより、市町村単位で被災地を視る視点から県域、広範囲で被災地を視る視点を持つことの重要性を気付かせてもらった事もあり、静岡県での訓練にはいろいろと思い入れがあります。

 今回も色々な事に気付かせてもらい、最後に少しだけお話させてもらいましたが、改めて静岡県の防災意識の高さを感じました。

 

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”夜中でも明るい上野駅

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上野駅周辺”

 

 訓練は午前中に終わり、午後からはJVOADのスタッフと先日の作業の続きを行い、明日東京で打ち合わせがある為、夕方から東京へ移動。

 ホテルでちょっとした仕事をしながら、夜は食事の為に駅前に出て、一人ぶらぶらするわたし。 東京に来た時はこれと言って用事がない限り一人だとどこかに行くこともない。 食事がてら駅前に足を運んで、ふっと思ったんだけど、0時近い夜中にこんなにもにぎやかな街っていうのも、日本くらいなんじゃないかな?アジアなど屋台文化があるので、にぎやかな場所は多いければ、こうして工事などしているのは、来年のオリンピックの準備なのだろうか?

 また、そんな駅の周りで歩いていたら路上生活者が目についた。東京や大阪など大都市を歩くと目に飛び込んで来る事も多いが、夏の暑い時期はどうやって乗り越えているのだろうか?と率直に疑問がわいてきた。来年の夏、オリンピックで沢山の外国人が来日するであろう日本。 その時、路上生活者の方々は現在の様に路上で生活出来るのだろうか?政府などからどこかに移動させられるのだろうか? サミットやオリンピックなど国際的なイベントに向けてお金を使いきれいに見せかける事が多い日本の社会。時々、そういった社会の動きを感じる事があり、ふっと張りぼてんのような社会だなっと思える事がある。 

 一時の見た目綺麗さよりも普段から中身が優しい社会でありたいと思う。人もミカンも社会も見た目よりの中身が大事だと思う。

 

tom