前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

課題と対処!?

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 昨夜はなぜは食事を済ませた瞬間眠りに落ちてしまった私。これと言って風邪でも引いているわけでもないのに。。。。?? っと言う事で朝から昨夜の予定していた作業を行う事に。それにしても睡眠をしっかり取ると頭の中がスッキリする事に改めて気付く本日でした!と言う事で 以前から送ろうとしていた昨年の「ひまわり大作戦」で採れた「種」を沖縄と東京へ

出身の沖縄の糸満で「ひまわりの丘」の読み聞かせを行っている友達が小学校などで植えるたいと言う事で送らせてもらいました。また 以前 友達が経営している東京の「Smile Earth」で知り合った「かで&ぐりこ」さんが「1000縁プロジェクト」と題し企画しカンボジアへ幼稚園を建設する為 古今奮闘しているので少しでもと思い種をお送りさせて貰いました。  

 どちらも元気に咲いて沢山の方々の「笑顔」に繋がればと思います。また「元気の種」を植える事を通し、東北や阿蘇など辛い災害から立ち上がろうとしている方々、地域からの生まれ繋がっている「力強く沢山の想いの詰まった種」を感じ、何か相手に対し思いやりの様なモノが芽生えてもらえたらと願います。

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午後からは インタビューさせてもらった方々の所にお邪魔して新着状況と出来あがっている原稿をチェックして貰うため あっちこっち走る私。それにしても少しずつではあるけどこうして山々に手が加えられていく姿 色々考えさせられます。 

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そんな山下の被害の遭ったお宅の跡地を覗くとちょくちょくお世話になっている仮設住宅のお母さんが独り黙々と畑作業(家庭菜園)をしている姿が。。。

 朝から送ってもらい夕方向かいに来てもらう事になっているそうでお母さんの日課であり、楽しみの一つの様でした。    

 仮設住宅が出来た時にいつも気にしている事に1つに「年配者や子供たちの環境」があります。車など自力で移動出来る方はまだいいのですが、そうでない方が仮設住宅に入った際、どうしても移動が困難になります。

 仮設住宅を建設する際、安全な場所に作る事が第一条件の様で対外は被害に遭われた場所から離れた場所に作り 元の生活場所から離れた場所での生活が始まります。

しかし 友達との下校や遊ぶ環境、庭いじりや畑作業など一人ひとりによって楽しみや生活のリズムは違います。そんな元の環境から切り離され変わってしまった環境の中で生活を始める事は移動困難者にとっては 大きな問題があると思います。勿論安全が優先的だとは思いますが、食べて寝て過ごすだけが生活ではない事も事実! 

 災害直後から次のステップに入る際にいつも考えさせられる問題の一つです。  

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また 別の仮設住宅に顔を出し体験談のチェックをしてもらいながら 色々お話させて貰いました。 またここでも「新しい一歩」の姿が見えたけれど その後ろにはその一歩が作る「影」も見えた気がしました。

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 久し振りに阿蘇をブラブラした私。歩けば歩く程、色んなモノが見えてきます。嬉しい事もお手伝いしたい事も。。。しかし ただ今この”Kiroku”プロジェクトの記録集制作が中心で活動しており、その後関東や関西に走る予定の私、またこれからドンドン阿蘇から離れる機会が多くなるであろう私にとっては。。。。

 東北は仙台で災害支援を始めた時からいつも考えさせられている事。。。ここでも同様にいつも付いて来る問題です。

 

tom

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