前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

徳島への想い!?

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昨夜の内に徳島県高知県の県境まで走っていた私 朝は海を見ながらゆっくりとした時間を過ごす事が出来ました。災害支援に入った時はいつもの様に朝から現地を走り周るのが日課ですが 今回はあくまでも現状把握の為に四国入りした私 少しゆっくりさせて貰いました。 

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 受け付け前の8時前ですが「海陽町災害支援者ボランティアセンター」には沢山のボランティアの姿がありました。 地元の方や2時間離れた徳島の方、JCIの方など団体、個人含めて最終的には約160人近いボランティアの方々が参加したそうです。地元の社協さんにご挨拶をさせて貰い 午前中の間 被害に遭った現場を周る事に。。。

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センター近くで床下浸水が起きた地区を周りながら川との様子、地元の方に声をかけさせて貰い当時のお話、過去のお話を聞かせてもらいました。

 川側や橋のたもとには流木の様な上流から流れて来た痕跡が残っているものの、川の水が濁っていない事を考えると大きな土砂崩れはなかった考えさせて貰いました。

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一度現場から帰ってきて被害が少し多く集まっている現場に行こうとセンターに戻ってきたタイミングで那智勝浦で出会った「武ちゃん」と再会。今年の春辺りから関西の災害ボランティアメンバーとネットワークを作って毎月一回のペースで集合して災害の事などを話している「武ちゃん」

 仕事の関係上来週は動けないと言う事で台風前に今 大阪から駆け付けて参加したそうです。

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 「海部地区」、「宍喰地区」と言う地区があり、その中でも気になったのが「宍喰地区」 現場に向かうボランティアの方々と同伴して現場を見させて貰いました。

 床上浸水がいくつか確認されている地区で今回派遣されたお宅も同様で床上浸水で床板洗浄とちょっとした床下泥出しを行っていました。また 敷地内に集まった以前家財だった様子の瓦礫を集め 道側まで運び出し行政が回収しやすいようにしていました。

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また 少し上流の方に歩いていくと二股に分かれている川があり、濁りを感じた為 もう少し上流に上がっていくと数件のお宅と田畑に被害が出ている様子が見受けられました。

 台風11号を前にただ今 家屋内の家財出しを中心に作業を進めているボランティアセンター 今後のニーズが敷地内の泥出し、床下の泥出しになっていくのかわかりませんが 今よりも少しだけ依頼の数字が増える様な気がしました。 しかし それにしても毎回災害地に来た際感じる「農家さんのお気持ち」 いったいこれからどうするのだろうか?

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午前中 少しだけ作業を手伝いながら周りの様子を見させて貰った「海陽町」 午後からは一時間程離れた「阿南市」の方に足を延ばす事にしました。

 午後の3時近くに訪れた私 ボランティアの姿は見れませんでしたが 少し時間にゆとりがあったお蔭で運営側の地元社協、県社協の方から色々とお話を聞くことが出来ました。

 徳島県内で今までに3ブロックで応援する社協の仕組み作りをしていた事や地域の団体で細かい事まで対応出来る様訓練していた事、今のニーズ、今後のニーズの事など頭に入れている事、取り敢えず 台風11号の状況次第の事など 色々聞かせたもらいました。 

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現場も見ずにトンボ返りで海陽町に戻ってきた私 ボランティアセンターに顔を出すと明日の天気と相談した結果 明日から台風通過の月曜日までお休みする事になったようで、入り口に設置されていたテントや資材関係など片付けられていました。

 と言う事でた 昨日四国入りした時に気になっている市町村、地区を台風前に周る事が出来た私 少しだけ頭の中に状況を入れる事が出来ました。被害に遭われた方にとっては一つ一つの被害は皆同じくらい大変なものだと思います。聞こえが悪く、イラッとする事もあると思いますが 外人の私は少し距離を置いて離れたいと思います。  

 地域の方々が集まり、一つの事に力を合わせている今 私の様なモンは少し邪魔者の様に思えます。因みに あくまでも現場を見た私の私展で書いています。近郊の方で参加出来る方は是非元気を届けた方がいいと思います。

 取り敢えず 四国の場所でもう「1か所」気になる所があるので、台風前の明日にでも訪れたいと思います。 

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 それにしても徳島県高知県の太平洋沿岸を走っていると今後の防災の事を考えます。 もし起きた時はいったいどこに避難したらいいのだろうか? その後 どう生き延びたらいいのだろうか??

 明日もまた日中はツイッターや結のFacebookで情報発信していきたいと思います。

 

未来の「笑顔」の為に~    for smlie of the Future

 

tom