前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

動き出した白馬の支援!?

 

朝から元気な子が聞こえて目を覚ました私 歩道の方に目をやるとそこには元気な姿で登校している子供たちの姿が。。。 

 今回 局地的な被害だっただけにこうして地震があってまだ時間が経っていない状況の中でこうして子供たちの元気な姿が見れるのかなと思い 少しだけほっとさせて もらいました。

 

 昨日と同様に天気に恵まれた本日 災害ボランティアセンターで朝礼を済ませ少しの間集まって来るボランティアの方々の様子を見させてもらいました。 それにしても 昨日歩かせてもらった現場の様子から考えると災害ボランティアセンターで対応出来る案件は一体どれくらいあるのだろうか? 安全確保が絶対に必要な条件の中 どれくらいのボランティアを派遣出来るのだろうか??

 

 そんな本日 今年山形の南陽市や広島などでお世話になった災害支援の大先輩が駆け付けくれたので 先日から入っているメンバーと共に把握している現場の様子、今後の展開のお話をして再び現場を歩く事に。。。。

    

 昨日周れなかったお宅を中心に回りながら思った事は大きな被害はどうしようもない所が多く、被害の薄い所はもうすでに地域の方々で片付けが進んでいる。後は被害の大きかったが大切なモノがあったり、来年の春までどうしても取って置きたい蔵などや赤、黄色と言った張り紙が貼られたけれど どうにかして片付けたいという方々の声をどの様に汲み取っていくのかと言う事です。 

 そんな現場を周った本日の午後 ある程度の状況を把握した地元の建築業組合の方、行政、社協(村・県)、NPOを始め災害支援のボランティアメンバーの四者が集まり 今後の事、被害に遭われた住民の為にどの様な体制で、どの様な事が出来るか?お話をする機会が出来ました。 昨日作った地図を見ながら具体的なお宅の方の名前を出しながら 話をした事でお互いイメージが出来 いい方向でお話をすることが出来たのではないでしょうか?

      

その午後からのお話の流れを受け 先日からお願いされていたいくつかのお宅へ 早速用意した重機、地域の方々の重機を使い安全確保をして作業を行い始める事に。。。 

 これまで日本各地の災害支援を行ってきた先輩方の後姿を見させてもらいながら 少しだけお手伝いさせてもらいながら これから色々と学ばないといけない事がある事改めて実感させてもらいました。

  

 それにしても夕方近くになると大分気温が下がる白馬ですが 本日はフランス生まれのクレープの炊き出しが来ていて地域の方々も嬉しそうに食べていました。

 また夕方 現場から帰って来たメンバーと実際行って感じた事など共有するミーティングを行い 本日の活動は終了。 

 

 この三日間現場を見させてもらいこれからと言う所ですが 二ヶ月前から約束していた明日の那智勝浦町での災害支援の講演の為 南下する事に。。。。 後ろ髪を引かれる気持ちでいっぱいですが 取り敢えず 一度和歌山→広島に帰り もう一度戻ってきたいと思います。

 それにしても先日阿蘇山が活発な動きになったと言う声を風の噂の様に色んな方から連絡があります。二年前の九州北部豪雨で一年近く滞在して活動していた私には沢山の知り合いがいる事を皆気にしているのだと感じました。 気になる阿蘇の噴火状況ですが。。。 これからも少し聞き耳を立てていたいと思います

 取り敢えず 南に約500KM移動したいと思います。