前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

拾うか?通り過ぎるか!?

 

 昨日とは打て替わって寒い一日になった白馬村 朝からちょいと本日の動きの確認を行い現場へ 途中 雪の中でちょっとした市ではないけれど 青空八百屋なのか雪の上で野菜を売り買いしている様子を見て 少し心が和らがさせてもらいました。

  

 昨日から予定していた三件の依頼を各自行った午前中 小さな倉庫を水平にさせてもらったり、雪の重みで崩れそうな蔵に柱を入れたり、雪が吹き込まない様にブルーシートを張ったりと各自出来る事を。。。。

 

そんな本日京都から大工ボランティアの方が登場! 2年前の「九州北部豪雨」で大きな被害が出た阿蘇に災害支援で活動していた災害直後に 京都から来てくれた外国人ロバートさん 約二年振りの再会とまた共に活動出来る事に嬉しくさせてもらいました。

  

 また先日から参加してくれているアラスカ人のヘスさんも本日も来てくれて 雪の寒い中 木を切ったり、大工作業を手伝ったりしてくれました。

     

 それにしてもスキルを持っているという事、知恵を持っている事はやれる事が増える事だと改めて感じさせてもらいました。 チェーンソーで切り、重機で持ち上げ、大工が止める 一つ1つの事をする事は出来るかもしれないがそれをしっかり組み立て形にするからこそ 出来上がる事など頭で考えたら簡単だが 実際問題簡単な事ではないとこうして先輩方と活動を共にさせてもらうと実感させてもらいます。 

 

また 1つの現場が終わり 次の現場に向かうとまた新たに感じさせてもらう事があり 一つ1つの現場が色んな事の気付きに繋がります。 ワイヤーの止め方、道具の使い方、小さな事を見ているときりがないくらい 色んなモノが現場には落ちている事を感じさせてもらいます。 その落ちているモノを拾うか気付かずに通り過ぎるのかでは歴然の差だと思います。 これからもそれを自分次第で少しでも拾い使える様に身に付けていきたいと改めて再確認させてもらいました。 

それにしても以前から見た目も怪しいテクニカルチームでしたが この二日間で外人も入りインターナショナルになりさらに怪しい空気に包まれているテクニカルチーム 逞しいが癖のあるチームにドンドン親近感が湧いてきます。