前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

沢山の背中に感謝!?

  

本日の活動を終えた後 広島に向け走る予定にしている私の今回の白馬村での活動は朝から災害ボランティアセンターに顔を出し ボランティアの方々を現場にご案内する所から始まりました。

   

 さって本日のテクニカルチームは二手に分かれての作業

 まずは 先日お願いされていた道横に立っている木の伐採。普通に見ているとそれほど邪魔ではなく伐採する意味は分かりませんが 雪国に住んでいる方の目線で言わせれば除雪の際に雪を追っ付けて沢に落とす事を考えると。。。 やはり色んな目線を付けてみる事の大事さを感じさせてもらいました。

   

またもう一つのチームは一人他の作業で現場から離れていて少し手が必要と言う事で急遽 お手伝いに入ったのですが先日も行った雪の重みで倒壊する可能性を少しでも防ぐ為のワイヤー張り。

 また 以前入ったお宅に顔を出し山から切り出した木を使い 柱の補強も同時にさせてもらい 午前午後と二件のお宅の補強作業をする事が出来ました。  

 

 それにしても少しずつ雪が降り 倒れた墓石の数々も隠れて様子を見て改めて 雪が解けた春先には色々やる事が多様化しているのだと感じさせてもらいました。

   

また午前中に急遽入ったお宅のブルーシート張りのお宅に入り 玄関先と横に開いた空洞に少しでも雪が入らない様にしっかりブルーシートを張らせてもらいました。 それにしても夕方の4時を周ると急に寒さが強くなる白馬 足先からドンドン感覚が無くなっていくのを感じます。

   

 そんな寒くなる中 以前から依頼があり解体している業者さんにお願いして倒壊寸前のお宅に入らせてもらい探しモノをさせてもらっていたお宅 家屋の様子がわかる地図の様子からこの辺にあるだと予想させれていた大切なモノの為 ドンドン暗くなっていく中 投光器を用意してどうにか探していた家宝の掛け軸を始め大切なモノを探し出す事が出来ました。

 住民の喜ぶ顔を想像しながらも 発見された時はついつい興奮してしまった事が後から色々反省させてもらいましたが こうして探していたモノが一つ1つ見つかり手モノに戻っていくはお手伝いしていて何より嬉しい事です。

 探しモノを発見する事が出来 少し遅くなりましたが本日の活動は終え自分にとって最後になるテクニカルチームの終礼を済ませ 温泉、夕飯を終え 広島に向けて約700kmの移動を開始する事に。。。。 

 

 また忘れていましたが那智勝浦町の講演、「にんにこ和歌山」さんでの講演、広島での講演などで書いてもらった寄せ書きと義捐金をしっかり地元の方にお渡しした事をこの場を借りて御報告させてもらいたいと思います。 (寄せ書きは社協の災害ボランティアセンターへ また 義捐金は被害の多きかった地区の堀之内地区の区長さんにお渡しさせてもらいました。)

  

 また 帰りの際 長野県のお土産として美味しいリンゴを始めそばなどの長野県ならではのモノや白馬飯店で働いているよっしーからのありがたい 美味しそうな焼豚をお土産に広島に向かいたいと思いますので 食べた方は是非お声かけください。

 最後に被害に遭われた方々にとっては聞こえが悪い事で失礼な事かもしれませんが 今回の活動を通して沢山の現場で沢山の学びが出来た事は自分に本当に貴重な経験だと思います。 先輩を始め関わった仲間たちに本当に感謝です。ありがとうございました。 そしてこれからもよろしくお願いします。