前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

支援活動の意味!?

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 いよいよ本格的に動き出そうとしている復興Tシャツ「The Re:strat」の為 昨夜は朝方まであーでもない、こーでもないと作戦会議。

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 日付が変わり2月になった本日の初日 以前からお話を進めていた可部東地区の被害の大きかった地域で地域の方々がお集まり出来るカフェを行おうと企画していた「ごはんの会」に顔を出す事にしていた私は少し遅れてお邪魔する事に。。。 

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 先日「すまいるペリカン」で周り話を聞いていた時は5人くらい参加する予定だと聞いていた本日 蓋を開け着てみるとなんと地域の方が35人も来ていました。私がお邪魔した時はちょうど災害以前から関係の深いピアノの先生でもある「増さん」

がピアノを弾いており 地域の方々も色んな想いの中でその貴重な時間を過ごしていました。 

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また娘さんが洋菓子職人と言う事もあり 以前熊本の八代農家さんから頂いた「晩白柚」をお渡ししたのですが それを使いジャムを作り本日来てくれた方々にお出ししていました。また 始めて口にしたのですが「おにぎり」ではなく「おにぎらない」やトン汁と言った沢山の暖かいおもてなしを頂き、地域の方々は沢山のお話をして涙あり、笑いありの時間を過ごしていました。  

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そんな貴重な暖かいカフェを行ったお宅ですが、災害では大きな被害を受けてしまったお宅の1つで、1階部分に土砂が流れ込み、隣に流れている川の関係で基礎部分には大きな被害を受けてしました。

 そんな大きな被害を受けたお宅に国際ボランティア学生協会「IVUSA」を始め日本財団DRT-JAPANの「黒さん」など沢山のボランティアの方々が入らせてもらい 基礎部分の補強を始めガレージに入った車の数々、室内の土砂、床下の土砂出しなど本当に多くのボランティアの方々が関わらせてもらい こうしてカフェを開催して地域の方々が集まる事が出来る場所として使える様になりました。 しかし 基礎の部分の補強はあくまでも仮の補強だけに今後の事を考えた際にはどうしても解体して位置から直した方がよろしいと言う事になり 来月3月には解体する方向だとお話を聞きました。 ご自宅の方にお話を聞かせて貰い 沢山のボランティアがここまで綺麗にしてくれたお宅を壊したくないと言う大きなありがたいお気持ちのお言葉を聞かせて貰いましたが 私たち支援者は決して家屋を綺麗にしたいから土砂出しをしているのではなく、あくまでも被害に遭われた方を「元気」になってもらいたいと言うお気持ちで活動させて貰っているのですとお伝えさせて貰いました。

 そんな本日お邪魔したお宅には災害直後駆けつけて活動をしてくれた「IVUSA」の皆さんが写っている写真が飾られてい様子を見させてもらい 活動を共にしている私的に嬉しくなりました。

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また本日1日は他の場所でも復興願いイベントが行われた居り 地域の方々が集まり楽しい時間を過ごしていました。

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 さってお昼過ぎからは「すまいる」に戻り、災害直後にも山口から駆け付けて大林、可部東、八木地区のサテライトなどでご協力してくれた「村さん」と広島国際大学の「国ちゃん」と共に安佐北区の被害を受けた現在の状況を見て周り、11日に行う「復興すまいるフェスタ」でご協力頂く事になった防災コーナー内の非常食試食の場所で展示させてもらう緊急携帯食「THE P.A.D」の試食と体験をさせてもらいました。 こうして山口から日帰りで駆け付けてくれたり、サンプルを沢山提供してご協力してしてくれる仲間がこうしている事に本当に感謝です。 ありがとうございます。

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 そんな「THE P.A.D」の講習を終えた夕方には 連日少しづつ形になり始めている「The Re:strat」の色やデザインの最終打ち合わせ。悩みながらも候補を挙げていたデザインを絞り込み 本格的に形作りを始めたいと思います。 それにしても沢山の方々が関わると色んなものが集まり大きな力を生み出しそうで 今からワクワクしてきます。