前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

地域により難しい支援!?

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 昨日と同様朝から北広島町に出向いて家屋を建てるお手伝いをさせて貰いました。

昨日から引き続き広島国際大学のボランティア団体「SAS」のメンバーや「広島たすけ隊」のメンバーと共に大工のお手伝いをさせてもらいました。しかしあっという間に形になっていく建物にちょっとした心配が出てきますが、それにしても何かを作ると言う事は本当に楽しい事でそれがまた誰かの為に作るとなるともう一つ楽しさが増えます。

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 午後からは少し用事があったのですが せっかくの出会いに一緒に食事をしながら色々なお話が出来ればと思い 近郊の食事処に足を運び 面白いお話をさせて貰い。午後から用事の私は大学生二人を「広島たすけ隊」のメンバーに託し帰らせてもらいました。

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 午後からは徳島大学から災害時の安佐北区の様子とその後の生活支援という内容でのヒヤリングを行う為 約一時間半ほどお話させてもらいました。 あくまでも私から見た安佐北区の地域とその地域だから出来た災害復旧の支援のスタイルまたその後の安佐北区だからこその生活支援の流れなどを中心に、また今回関わった災害支援の活動の中で、感じた地域の方が中心の災害支援の必要性など感じ、学ばさせて貰った事などお話させて貰いました。

 また帰り際に2012.7.12「九州北部豪雨」で災害支援に入りお世話になった阿蘇で伝える防災に役立てて欲しいと願い企画し制作して記録集”Kiroku”プロジェクトや先月から動き始めた広島の復興応援Tシャツ企画「The Re:strat」など紹介をさせて貰い ご協力頂きました。 ありがとうございます。

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 夕方からは安佐南区総合福祉センターに足を運び 8.20広島土砂災害市民会議に顔を出させて貰い 現状の様子、今後の必要性など色々な角度からのお話を聞かせてもらいました。 時期やタイミングなど色々な事が重なり出席出来ない方も居られたと思いますが 発災から7ヶ月が経った広島の問題や今後の事のお話をする会議に対して少し。。。。

 沢山の問題と沢山の課題が今も尚あると考えられる現場で これから何をどの様に行う事をもっとも住民にとっていいのか? どの様にすれば被災した方に寄り添えるのだろうか?? 難しい問題です。

  これまでの災害支援に関わり 感じていた事ですが被害を受けた地域の行政が大きければ大きいほど支援の難しさを感じらっている様な気がします。 市よりも村、村よりも町の方が行政を始め色々な部署の方が被害に遭った地域の方が身近に感じ、顔の見える関係になり他人事ではなくなるのかもしれません。 

 また帰り際には今年度で安佐北区から移動になる事になった社協の職員や各地の災害地で共に時間を過したNGOの方や来年度から社協に入る事になった方などを囲みながら開幕戦の広島カープを観戦させてもらいながら 色々なお話をさせて貰いました。

 沢山の出会いを経験し、沢山の事を学ばさせて貰っている事への感謝を本日も気付かさせてもらいました。 ありがとうございます。