前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

懐かしい空気感!?

DSCN4107 DSCN4108 DSCN4110 DSCN4109 

 昨日から来島している伊豆大島 朝から大島町社会福祉協議会

大島土砂災害の災害支援の際に災害ボランティアセンターの本部で、沢山の支援者hが集まり 連日の様にミーティングを行っていた2Fも今では綺麗に整理されておりました。 

 東京に来た際に毎回の様に顔を出させて貰っている伊豆大島ですが、今回ここに来たのは理由の1つは4月25日に起きた「ネパール大地震」の後方支援のプロジェクトを立ち上げる準備をしており、その為の情報収集の為に災害支援の時にお世話になった地元の方からネパールのお話を聞かせて貰う為でもあります。

 17年前からネパールの学校建設や奨学金などの支援を続けて来た「菊さん」 地震が起きた25日もネパールに居り、知人のお宅に滞在していた時の様子やその後 今まで関わって来た学生の子たちの所に訪問して安否確認を行った事、今後の支援活動の事などを聞かせて貰いました。 この17年間 個人的にネパールの学校の先生方と共に活動を行ってきた「菊さん」の様に個人で動いている方はなかなか支援の力が集まりにくいので 少しでも応援出来ないかと考えさせられました。

DSCN4112 DSCN4115 DSCN4119 DSCN4118 DSCN4121 

 午前中 ネパールの事を聞かせて貰い 午後からは仮設住宅や当時土砂出しなどでお世話になったお宅に顔を出して、今の様子やこれまでの事など色々な積るお話を聞かせて貰いました。 こうして綺麗になった道や庭を見ながら、住民の声を聞かせて貰いながら災害直後の当時の様子を想い出し 色んな事を考えさせられます。被害を受け何をしていいかわからない中 始まった復旧作業 住民だけで進まない状況の中で少しずつ集まって着たボランティアが少しずつちょっとずつ片付けのお手伝いで来てくれ ドンドンと変わり始める住民の表情。そして 今では沢山の笑顔に出来る事が出来ます。これも沢山の支援の活動に関わった方々が居るからだと思います。

 そんな月日が流れ住民の表情が変わっていく中、災害ボランティアセンターも縮小し、地元の方々で細く長く支援の活動を行う中にずっと寄り添い住民と共に大島で時を過ごしている「生活支援相談員」の存在の大きさを感じさせて貰いました。  

 大島から離れ、時よりしか顔を出せない私にとっても本当にありがたい存在です。 いつもありがとう!

DSCN4128 DSCN4133

 日中 雨が降ったり、曇り空に覆われていた大島ですが 夕方には綺麗な夕日を見せてくれました。 自然豊かな大島 元町地区の海の向こうには綺麗な富士山の姿も見せたくれます。 久し振りのこの景色に感謝させて貰いました。

DSCN4138 

 また夜は本日東京から帰って来たいつもお世話になっている局長と共に夕飯を食べながら 広島や白馬村のお話や今の大島の現状などのお話を聞かせてもらいながら 久し振りな有意義な時間を過させてもらいました。

DSCN4130

 最後に発災から一年経った2014.10.16にキャンドルナイトを行った時に使用したロウソク(紀伊半島大水害で知り合った当時中学生の子たちが作って送ってくれた)の話を聞いて 月日を感じさせて貰いました。