前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

出逢いときっけけに感謝!?

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 昨夜は遅くまで沢山のお話を聞かせて貰い 広い畳の部屋で目を覚まさせて貰い朝から元気な子供たちの声と美味しい朝ごはんと言う素敵な朝の時間を過させてもらいました。 それにしても目の前にはこんなにも広い芝生があると言うのは都会の子ども達にとってはそれだけで貴重な立地条件です。 

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 朝ごはんを食べ、簡単な掃除を終え本日の一発目の目的地の海遊びへ

子ども達と遊びながら約2~3時間ほど遊んだ午前中 台風の影響でシュノーケルは出来なかったけれど岩場に囲まれて浅瀬になっている所を利用して泳いでいる子供たちは本当に嬉しそうでした。 また今回の「ハッピアイランド保養プロジェクト」のホスト役の「南紀おたすけ隊」のお宅に上がらせて貰い。お昼ご飯に美味しいカレーライスを頂きながら、飼っている鶏の小屋に入り卵取りを行ったり、飼っている犬に触れたり、子ども達にとってちょっとしたふれあいの場になっていました。 「南紀おたすけ隊」さんの今回の企画、運営本当にお疲れ様です。そしてこうして飛び入りで参加させて貰いありがとうございました。

 子ども達と一緒に海遊びをさせて貰いながらふっと気付いた事があったのですが、2011.3「東日本大震災」から災害支援の活動を行い初めた私に取ってこんかいこうして海に泳ぐことは初めてで、小さい頃から海の近くで育ち、学校帰りに海で遊んだり、旅をしながら国内外の海で遊び魚を釣り、生活環境の近くに海が合った私のスタイルにとって本当に懐かしい距離になりました。 

 プライベートの時間があまり無くなった私の環境にこうしてBBQや海に入ったり、観光地に行ったりとリフレッシュをさせて貰っている今回の保養は 改めてオフの必要性を感じさせて貰いました。 これからも長く活動に関わるにはやはり力を少し抜ける環境を作りながら、オンとオフを使い分けて行く事が大事なのだと思います。 

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 福島のご家族が水族館に行っている間 串本駅まで連れて行った貰い那智勝浦町へ向かう事に 和歌山市から始まり南紀までのこの1週間の間 ちょいと関わらさせて貰った今回の保養 風邪を引いたりとちょっとしたハプニングのサポート役で動いたのですが、久し振りの子ども達との時間に改めて大切なモノを教えて貰いました。

 今回の企画になったきっかけを与えてくれた「Seeds of hope」のメンバーであり、災害時の支援仲間の青さん 本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございます

 ネパール帰りで体調を少し崩しており、昨夜別行動を取ってもらいゆくっりして貰っていた「OPEN JAPAN」のひーさんと合流し 少し早い夕飯で那智勝浦町を感じるマグロ丼を頂き、災害時にお世話になった那智谷へ

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 2011.9.4「紀伊半島大水害」で大きな被害を受けた「那智勝浦」の中にもっとも大きな被害を受けた井関、市野々と言う地区があります。発災二日後に入り支援活動に関わらさせて貰い少し落ち着く翌年の3月まで滞在さえてもらい支援活動を行った二つの地区 翌年から地域の方が企画し盆踊りを行い始めたのですが、四年目にして今回初めて参加させてもらいました。

 手作り感いっぱいの花火と盆踊りくじ引き大会などが行われ、当時お世話になった懐かしい顔触れに出会う事が出来ました。 四年前の9月に起きた大きな災害 辛い事も悲しい事もあったと思いますが、沢山の方々が力を合わせてここまで来たのだと感じさせて貰った夜になりました。

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 また運営のメンバーをサポートしてくれている市野々地区の片さんのご協力で今回 イベント会場の入り口に募金箱を置かせて貰い 沢山のお気持ちが集まっていました。地域の方からせっかく来たので一言ご挨拶をと言う事で「OPEN JAPAN」のひーさんと共にこれまでのお世話になった事やこれからも関わり続けたい想いなどをお伝えさせて貰う機会を頂きました。

 また 夜には発災直後から何度もお世話になった住民のお宅にお邪魔してネパールのお話やこれまで国内を走りながら積み上げて来た事などを振り返りながら積る話が出来る有意義な時間を過させてもらいました。

 こうして関わらさせて貰った地域に足を運び、出会いと経験を再確認させてもらう事は自分自身が歩いて来た事をもう一度見つめ直すいい機会だと思い、これから変化していく自分自身の活動のスタイルの力に変わる気がしました。 

 沢山の出会いと沢山のきっかけを教えて貰う事が多い私の活動 一人で動いている様で決して一人ではない事。そのありがたい環境と周りに感謝をしながら、これからも自分らしく、素直に一歩一歩前に歩いて行く事の大切さを感じさせて貰いました。