前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

「未来の笑顔の為に。。。」!?

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 約2ヶ月近く離れていた広島 先日の20日で土砂災害から一年になった事もあり、慰霊祭等に顔を出せなかった私。朝から手を合わせる為に安佐北区の可部地区にお邪魔させてもらいました。 災害直後 毎日の様に走り周っていた現場、沢山のボランティアを現場に案内しては調整させて貰っていたあの日から一年が経ち  花が手向けられている所を見ながら手を合わせていると色んな事を思い出します。

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 また7月頭に住民の方と共に植えたひまわり畑がある東原地区に足を運ばせて貰い。順調に大きくなっているひまわりの姿とあまり変わらない景色の様子を見ながら、土砂災害に係る時間経過を改めて感じさせて貰いました。

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 一年前の発災直後に広島に入った私。その前の年の萩市で知り合った職員の関係で安佐北区でお手伝いさせてもらう事になり、災害ボランティアの立ち上げ、サポートをさせて貰い。今日で丸一年 アノ日右も左もわからないままに始まった「安佐北区災害ボランティアセンター」でしたが、沢山の方々のお力、お声等が集まりピークのニーズが少なくなっていく10月には「災害ボランティアセンター」から「復興連携センターすまいる」にステップアップして 本格的は生活支援を活動を中心に活動を始め 気が付けば一年。 本日は土嚢袋を変える作業があると言う事もあり 約20人近くのボランティアの方々の姿が集まっていました。 

 そんな集まったメンバーの顔ぶれを見ていると一年前のアノ時々に何度も足を運んでくれた方々の姿があり、関わった方々の心に広島市安佐北区が今も残っている事を感じさせて貰い。遠巻きに嬉しく感じさせて貰らいました。

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 またあの時、安佐北区を走り現場の調整を行いつつ、毎日の様に安佐南区の被害状況を把握しながら現場を走り周って居た私にとって、安佐南区のいくつもの場所にも手を合わせずにはいられなかったので少しだけお邪魔させて貰い、手を合わさせてもらいました。 あの時通る事も出来なかった道 あの時捜索作業等でどうしても復旧作業が遅くなった地域。。。。当時の様子を思い出しながら、色んな事を考えさせられる時間になりました。 

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 被害の遭った山間部の山腹工事の新着状況は安佐北区と同様にゆっくりと進んでいる中、細く長くをもっとうに現在も活動を続け居ているボランティア有志の姿があり、久し振りの再会にも暖かく向かい入れてくれました。 

 発災直後とは違い少し肩の力が抜けた気を感じさせて貰う有志の方々を見ていて、これから長く係るであろう「復興への道」の大きな寄り添う力を感じさせて貰いました。 

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また 当時 全国から沢山のボランティアの方々が駆け付ける事で難しいボランティアの調性を行う事になった「安佐南区災害ボランティアセンター」

 今も安佐北区と同様「復興連携センター」と名前を変え、生活支援という枠組みの支援を行っています。 現地に足を運んだり、イキイキサロンに出張したりと地域に合い、自分たちに合った支援の形を模索しながら日々活動を行っている姿を見ると 継続は力だと改めて感じさせて貰います。

 それにしてもTVやネットで台風15号の進路が流れるたびに色んな事を考えてしまう私がいます。 梅雨時期から幾度も被害を受けた九州そして昨年の広島、四国など 大きな被害が出ない事を祈りながらも何かあればいつでも動ける様にスタンバイは出来ているつもりです。 

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 そんな広島に久し振りに帰って来た私 あっち行ったり、コッチ行ったり、沢山の方と再会し、沢山の場所で手を合わせ、沢山の事を考えさせて貰いました。

 また災害ボランティアセンターが立ち上がり当初混乱の様にバタバタしているセンターに毎日の様に通っていた「安さん」と久し振りの再会 6月辺りから逢おうと思いつつもお互いあっち行ったり、こっち行ったりですれ違いでなかなか会えず久し振りの再会になりました。 災害ボランティアセンターで共に活動を行ったけれど 基本平和活動を中心に活動をしている彼女 本日は災害支援以外の色んな事をお話させてもらい 同世代の方でこうして朝まで尽きる事なくお話が出来る事に本当に感謝です。

8月6日と言う広島では忘れる事が出来ない「原爆投下日」にも帰って来れなかった私でしたが、こうして原爆ドームを前にしながら平和の事を考え、話をしていると沖縄の人として、今を生きている人として「当たり前」に生きれている事を過去の先輩たちに感謝を覚え、未来の子ども達のしっかり「当たり前に生きれる事」を残したい、残す事が今を生きている人として大切な事だと再確認させてもらいました。 

 「未来の笑顔の為に。。。。」 これからも色々な形で未来の為に活動していきたいと思います。