前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

頭が上がらない仲間たち!?

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昨夜は福岡でゆっくりさせて貰い 朝早くから走る事数時間 熊本の文字が見えて来た頃から ちょいちょい災害地の様な空気を感じる景色がいくつか見えてきました。

 走っている横で災害ゴミ収集場所が合ったり、畑のハウスが壊れていたり、流木が倒れていたりと先日の台風15号の爪痕が少し感じさせて貰いました。

 台風上陸が数年振りになる九州では久し振りの雨と風の台風だった様で、ニュースには出ないほどですが各地で被害を受けた様です。沖縄出身の私からしたら台風と言うと日常茶飯事で毎年の様に来ていましたが、あれは沖縄の風土が平時から台風対策が出来ていたのだと気付かされます。

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あまり天気の良くない阿蘇の到着し脇目も触れず向かう先は三年前に地元の有志で立ち上げ今も細々と活動を続けている「阿蘇災害ボランティアベースZEN」へ

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 いきなりの訪れでしたが、本日は地元高校生の二人と熊本市内から活動の度に足を運んでいる「千さん」と「室さん」がいました。 台風対策の為に早目に収穫したひまわりの姿や準備の為の資材なのか いつもと変わらない災害ボランティアのベースらしく賑やかな感じが待っていました。 また本日参加してくれた高校生のお母さんの差し入れで豪華の弁当を持って来てくれ 午前中はみんなでひまわり畑の整地をしてお借りした畑を地元の方にお返しする作業を行っていたようです。

 また午後からは絵の得意な高校生のご協力を頂き 今度の「ひまわりの種」をプレゼントで送る際の袋に入れる様の絵作りをしていました。

 2012.7.12「九州北部豪雨」から三年を迎えた阿蘇市ですが、今もこうして活動を続けている方がいる事は本当に凄い事だと思います。決して目立たず大きな事はしていないかもしれませんが、地道に自分たちが出来る事をコツコツと続けている阿蘇のメンバーに本当に頭が下がります。 災害ボランティアセンターが閉鎖し、まだ何か出来る事が無いかと模索していた有志のメンバーが集まり、少しずつ形になっていたZEN 何をどうしていいかわからない中で少しだけ、ちょっとだけアドバイスさせて貰い。地元の方のご協力で空き家をお借りして活動が一歩一歩前に進み始め 気が付けば3年の月日が流れています。勿論 メンバーの中でも色々な事があったと思いますが、それでも今もこうしてここにZENがあり、少しでも人が集まっている事は本当に凄い事だと思います。 

 大好きな阿蘇 今回は何日いるかわかりませんがちょこちょこと地域を歩き沢山の方にご挨拶をしながらブラブラしたいと思います。