前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

課題のバトンの受け渡し!?

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 平日の寒い中、集まってくれたメンバー達 少ない人数ですが、手分けして現場に向かう仲間たちを見送り、「地域支えあいセンター」へ向かう私

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 「地域支えあいセンター」では会議を行い、今週末の準備の為、本日行う事を確認したり、現場メンバーからこれまでの経緯等を聞かせて貰ったりと事務所内でバタバタしています。

 センターが立ち上げり、派遣が毎日の様に行っていた時は沢山のスタッフがいた事もあり、作業分担して行っていた事も今の体制では。。。。  それでも出前を取り、食事を取れる様になった事を発災直後を考えると大分ゆとりが出来たのかもしれません。  

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  そんな「地域支えあいセンター」の職員が事務所でご飯を頂いている中で、「ゆいまーるの家」のベースに足を運び、地域の方々が作って頂いた美味しいお昼を頂きながらちょっとしたお話をさせて貰いながら、こうして受け入れて貰えている事に本当に感謝させてもらいました。

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 災害ボランティアセンターから「地域支えあいセンター」に名前を変更し、応援社協などのスタッフも減った今ですが、沢山の運営サポートボランティアのメンバーのご協力もあり、平日に週末の準備を進めている状態です。 

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 夜には毎週二回の恒例の「NPO連絡会議」を行い、二次避難所への移行の話を始め、田んぼのゴミ拾いの事、今後の炊き出し、移送支援の話など、現状から見えて来ているこれからの課題などを聞かせて貰いました。

 発災直後から常総に入り支援を行っている中、長い事気になっていた事、問題だと思っていた事が、少しずつ近づいて着ていると思います。 これから中長期で支援活動が必要で行っていこうとしている常総市に若い方(30~40代)が見受けられない事、地元の方の姿が見られない事(勿論ボランティア活動等は行っているが)は大きな課題の一つだと思います。 これまで外部支援者が行ってきた事を終える事も続ける事も難しいではありますが、地元の方々並びに近郊の方々の体制に寄るのだと思っています。

 無理のない範囲で、すべてではなくていいので最小限出来る範囲でいいので続ける事が出来る事を行って欲しい、バトンを受け継いでくれる方々が表れて欲しいと思います。