前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

「作業と活動の違い」(4月2日~8日)

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【作業と活動の違い】

発災から9ヶ月が経ち、作業系のニーズが中心だった緊急期から移行期へ。そして中長期への支援と支援のフェーズが変わってきている様に思えます。

 地元支援者、これから中心的に支援を行っていくメンバーの方向性。何を中心に支援しどういった課題と向き合うのか?決断する事は難しい事ですが、自分たちで考え、進み始めないといけない時期になり始めていると思います。

 ”作業と活動”を同等に考えている方も多いと思いますが、私の考えでは作業とは「何も考えず言われた事を行う事」。活動とは「被害を受けた住民、地域に目をやり、何が必要か?何をどのようにしたら課題解決になるのか?考えイメージを持ち行動する事」。と”作業と活動”ではやっている事が一緒でも、内に秘めているものが全然違うスタートを持っていると考えています。

 これから長い道のりを考えた時に、どのような”活動”を行うのか? 朝倉市での支援活動の岐路になると思っています。

 

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大牟田から親子で沢山の花を持ってきてくれました。”

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 ”少しずつ杷木復興支援ベースの拠点を整備しています。”

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 ”近所の子ども達も慣れない工具を使いお手伝いしてくれています”

【今週の活動】

4月2日(月)花見の片付け

      杷木復興支援ベース拠点整備「整理整頓」(朝倉市

4月3日(火)杷木復興支援ベースの運営サポート「花壇作りのサポート」(朝倉市

4月4日(水)杷木復興支援ベースの拠点整備「棚作り」(朝倉市

4月5日(木)杷木復興支援ベースの拠点整備「整理整頓」(朝倉市

      結ミーティング(朝倉市

4月6日(金)西原村で住民のヒヤリング(熊本西原村

      益城町木山ベース資機材の受け取り(熊本益城町

4月7日(土)杷木復興支援ベースの拠点整備「棚作り&台所作り」(朝倉市

4月8日(日)杷木復興支援ベースの運営サポート「お昼作り」(朝倉市

 

【来週の予定】

基本 杷木復興支援ベースで運営サポート