活動と旅の類似点
活動と旅の類似点
"一昨年の被災地で頑張る仲間@日田市&朝倉市"
”九州北部豪雨で出会った住民と仲間@阿蘇”
”紀伊半島で出会た仲間(当時中学生)”
2011年からこれまで私は被災地にいることが大半になっており、会議や打ち合わせ、講演など用事がない限りは各地の被災地に居た。
他のかたには理解が難しいかもしれませんが、つまり東日本大震災からこれまで約8年ほど災害支援の活動のみを行ってきた人間です。 その点ではボランティアと呼ばれる支援者と少し異なるタイプなのかもしれません。
2011年からかれこれ20ヵ所以上の被災地に出向き支援活動を行ってきましたが、支援活動を行う中で感じているコトの一つにこの活動は旅と同じ感覚があるという事。
例えば被災地では、毎日の様に色々な方との出会いがあります。住民や支援者、支援団体など沢山の方とフラットの関係(利害関係のない)で出会い、つながる機会があります。また旅先の様に地域の食べ物や景色、文化といった一面と出会う場所でもあり、旅先と被災地の共通点には出会いがあります。勿論、あくまでも外部から入った支援者の目線です。
災害支援を行っていると土砂出しや家屋のゴミ出し、炊き出しや避難所の作業を行っていると表面上は見えるかもしれないが、それを行う行為で沢山の出会いに結び付き、支援者、被災者の中で繋がりを感じる事が、その後の復興の一歩に繋がっていると思っています。災害以前には出会った事のない新しい沢山の出会いやきっかけを頂き、価値観が変わる事もしばしばあります。その価値観の変化が被災者にとって大切なモノになっているのだと思っています。
そんな出会いの縁をこれからも大切にしていきたいと思う。
tom