前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

拠点作り@滋賀

拠点探し@滋賀

つばめの巣@岐阜

”つばめの巣作り@岐阜”

修理@岐阜

”お世話になっている仲間@岐阜”

 

 2011年9月の紀伊半島大水害の那智勝浦町での支援活動から幾度の被災地で共に支援活動を行ってきた岐阜の仲間の元へ 北上する流れで顔を出してきました。

 車の事からバイクの事や現場での重機案件など、これまでに沢山の場面でお世話になっている彼の背中はいつも大きく、本当に頼れる存在です。いつもありがとうございます。 今回も年末に自分自身の不注意でぶつけてしまった車の修理を行う為、岐阜に立ち寄り、今後の活動の方向性をお伝えしてきました。

福島への送りモノ@半人前

”各地から集めた福島保養への食材”

 

 また2012年から毎年夏休みや冬休みなど大型連休を利用して行われる各地への福島保養イベントに、主催や協力団体として関わっており、今回も石川県で行う保養に参加すると聞いていたので、九州や四国で集めてきた野菜や果物などをお届させてもらいました。

 年末など自分自身も時間がある時は、お手伝いなどに関わらせてもらう事があるのですが、昨年も被災地でバタバタしていた事もあり、最近では色々と協力出来ていない為、せめてと思い食材の支援をさせてもらいました。 こうして自分自身が出来る事で関われる環境に感謝です。 

 

訪問@琵琶湖

”拠点探し@琵琶湖”

バイオマス@滋賀

”頼れる仲間@滋賀”

訪問@高島

”新しいつながり@滋賀”

下見@仮拠点

”仮拠点決定@大津”

 

 また一昨年からずっと頭の片隅で考えていた拠点問題。これまで各地の災害が起きる度に移動し、次の被災地に移動を繰り返していた遊牧民生活の様な支援スタイルでは、活動の限界を感じており、この数年拠点を設けたいと考えていました。

 西日本を中心に毎年のように起きる水害。いつ何時起こるかわからない南海トラフ地震や首都直下型地震など、緊急支援に入りやすく、自分自身の被害を最小限に抑える為にはどこに拠点を置くべきか? 考えていた私が選んだ場所は滋賀でした。地図を広げ日本の中でだいたい真ん中の位置する滋賀県。県南の方に行けばそれほど雪の問題もない事を考えて、滋賀県の琵琶湖の南東辺りなんかはどうかな?と思いながら、昨年からうろちょろしていました。

 またどんな拠点が必要だろうか?災害支援とコミュニティーをどのようにして繋げる事が出来るのか? 過去の災害地で滞在しながら支援活動を行ってきたコトで見えた、地域のコミュニティーの大切さ。せっかく拠点を設けるのであれば、地域の防災に役立つ場所にしたいと考えています。

 そんな事を考えながら、今回滋賀に帰ってきてきた仲間(紀伊半島水害で出会った)の元に逢いに行き拠点探しのお話をしたら、ふっと空き家を借りれるお話になりました。感謝。

 これまで各地で出会った仲間たちの協力があり、今後の活動に繋がっている事を感じる事が多くなっている現在。改めて仲間たちの存在に感謝です。いつもありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願いします。

 

紀伊半島大水害・・・2011年8月25日に発生した12号。発生後徐々に発達しながら北上し、四国地方へ上陸。その後も速度を速めることなくほぼ真北へと進路を取り、 中国地方を縦断し 日本海に抜けた。台風が大型で動きが遅かったため長時間にわたり周辺の非常に湿った空気が流れ込み、西日本から北日本にかけての広い範囲で大雨となった。中でも紀伊半島和歌山県奈良県三重県)に被害が集中した。

紀伊半島大水害(那智勝浦町)での被害と支援の様子→こちら

 

 tom