前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

終戦記念日に考える「平和」とは何か?

朝方から台風10号が上陸した本日(8月15日)は、74回目の終戦記念日です。

 

紀伊半島や四国などでは大雨の予報が出ており、PC&スマホを片手にニュースに耳を傾けながら、少しだけ頭の中でゆとりを作り、平和の事を考える日にしたいと思います。

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沖縄出身で沖縄戦のお話を聞きながらも、あまり戦争の事、平和の事を意識した事がなかった20代。今思えばはっきり言ってピンと来ていなかったのだと思う。昭和~平成と当たり前の生活の中で、当たり前に働き、当たり前に給料をもらい、当たり前に友達と遊び、当たり前に家で寝る。当たり前に囲まれている事が当たり前で、その当たり前に慣れてしまい、当たり前の大切さや重要さを気付いていなかったのだと思う。

 

そんな沖縄の俺はバイクやヒッチハイクなどを使い、国内~海外と旅をした20代後半~30代前半。そして、2011年東日本大震災を機に災害支援の活動を始めた30代前半~40代の現在に至る。

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20代の旅ではイスラエルや中東、旧ユーゴスラビアの国々を旅して感じた戦争や内戦といった武力と隣り合わせの生活がある国が存在している事。

 

被害の大きな地域もいつか

30代からの災害支援では、当たり前だと思っていた日々の生活が、突如自然の力の影響で被害を受け失ってしまう生活環境が身近にあるという事。

 

これまでの各地で色々な経験をしてきたからこそ、色々な事に気付き、感じる事が出来るのだと思うと、これまでの自由に自分自身の生き方で過ごせた環境に感謝。

そして、当たり前だと思っている日々に感謝する。戦後の日本がこれまで平和だったからこそ、こうして今当たり前のような日々が過ごせているのだと思う。 しかし、同時にこの平和の日々、当たり前の日々を未来につなげる為に、現在の私たちは未来につなげる為に、当たり前を当たり前だと思わず、大切に考えないといけないと事だと思う。

そういう意味では、「終戦記念日」は当たり前だと思っている現在に感謝をしながら、しっかり未来につなげれる為に今の状況をしっかり意識し改めて、チェックし努力しないと未来の平和というモノを続けていけないなのかもしれない。

 

だからこそ、終戦記念日の本日は平和とは?考える一日なのかもしれない。

 

最後に知人のFacebookページ「戦争のつくりかた」のリンクがあったので添付してみました。興味ある方は、ぜひのぞいてみてください。 まずは、感じて考える事から始まる。

◇戦争のつくりかた→http://noddin.jp/war/