和歌山とのご縁!②
”最近ハマっているハンモック”
昨夜の内に2011年の紀伊半島大水害で大きな被害を受けた那智勝浦町へ移動。
発災直後から半年以上も支援活動にかかわった事もあり、和歌山に来た際は出来るだけ足を運ぶようにしている那智勝浦町ですが、毎回足を運ぶ度に感じる和歌山市内からの遠い存在。高速道路が徐々に伸びていると言っても未だに串本までは届いておらず、3時間くらいはかかってしまうちゃうかと思うくらい、遠い存在です。
出来るだけ移動する人がいない環境で移動したい事もあり、夜中に移動し道の駅で一夜を過ごし、朝から地元の方と待ち合わせ、モーニングを食べました。
”未だに砂防ダムなどの工事が行われている”
東日本大震災から始まった災害支援だが、土砂災害の現場は初めてだった事もあり、災害ボランティアセンターの運営サポートを行いながら、地元団体の立ち上げやサポートを行ったつもりの災害支援でしたが、毎年のようにこうして足を運ぶ度に、今の自分だったらそんな支援を行っただろうか?何を気を付けて活動に取り組んだだろうか?何を仕掛けただろうか? 那智勝浦町以外の被災地に足を運ぶとどうしても反省する機会になってしまう。
因みに、これまで20か所以上の被災地に滞在し災害支援を行ってきたが、一度ってして満足した支援活動が出来た事はない。
【例えば】
もっと気を使えたらよかったな。あの地域への支援をもっと早く取り組めたらよかったな。こんな支援があるよともっと分かりやすく伝えてあげればよかった。支援やり過ぎて地元の自立を削いでしまったかな?など。。。
今回も当時お世話になった地元の自治会長さんとお話しながら、もっと出来るアドバイスあったな~!っと思いました。
”初めて土砂災害啓発センターへ”
帰り際に以前から寄ってみたかった「土砂災害啓発センター」に立ち寄り、土砂災害のメカニズムや防災のハード面やソフト面などの展示を見させてもらい。ちょっとした勉強をさせてもらいました。 これまで各地の被災地で支援などを調整するコーディネートの活動が多かった私。勿論、技術的な支援が必要な祭は安全面の事を意識したり、広範囲で大規模災害の時など、災害救助法など学ぶ機会も多かったですが、土砂崩れのメカニズムなど科学的な事などはざっくりとしか身に付けていないと思う。
そういう意味では、災害支援の活動家としてもっともっと色々な分野の事を学ばないといけないなと思いました。
”8m以上浸水した新宮市”
因みに、那智勝浦町では大規模な土砂災害が多発しましたが、隣の新宮市ではダムの放流により高さ8m以上も数位が上がり熊野川流域で浸水被害が出たのですが、改めて当時の数位を現した高さの前に経つと驚きます。
”アイランドストリーム”
”久し振りにアウトドアの空気”
”自然を感じる夕日”
再び貧乏性が出て、せっかく和歌山に来たのだからと思い、無農薬でミカンを作っているにんにこ和歌山のメンバーの住む有田川町へ ちょいと足を延ばすことに。。。
那智勝浦町から3時間ほどかかる有田川町。知人は一日バイトでシーカヤックガイドを行っていると聞いたので、そちらのお店にお邪魔してきました。
2代後半にラフティングガイドをしている自分にとってアウトドアは、テンションが上がる一つであり、お店に入った時からわくわく。
数時間滞在したのですが、やはり自然の中で「身体を使い対話」している人たちと色々な角度でお話をするのは、気持ちのいいものです。 秋?春?わかりませんが、時間を作って海と会話しにきたいと思います。
※「身体を使い対話」の事は後日書きたいと思う。
tom