前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

建設的なイメージの大切さ!?

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ドンドン減り始めている「常総市災害ボランティアセンター」の様子を冷静に見ながら

ふっとメッセージを書いてもらって作った土嚢袋に目をやるとそこには沖縄の言葉で「がんばれ」の言葉があり、少し嬉しくなりました。 

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 今度の週末が実質的に最後の山場になると考えている私。その週末を前に石下サテライトの体制を整えるべきだと考え、朝から石下地区にお邪魔させてもらいました。

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 団体予約を中心に派遣を行っている石下サテライト 色々な問題がありながらも工夫して派遣作業を行っています。 床下の土砂出し、掃除、庭の土砂出しなど様々の依頼がまだある石下地区 もう少しうまく派遣出来る様に色々会議しながら進めています。 また水海道地区と同様に石下地区でも少しづつですが、ニーズ調査を行い初めています。 声が出せない方、ボランティアセンターがある事を未だにわからない方がいるかもしれない事を考えるとセンターで電話を待っているのではなく、こちらからお宅に訪問する事が何よりも大切だと思うから。。。

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  長期的に入って貰っている運営サポートボランティアのメンバーのご協力を頂きながら、現場に近い場所でちょっとしたオペレーションの修正を行いながら作業段取りをの調整を行ってくれています。  災害ボランティアセンターの表では見えない影のお手伝いを行ってくれている方々がいるからこそ、色々なモノが上手く周りっている事が多く、その隠れた事はいつもあまり見えない状態になっています。

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 また夜には毎晩の様に会議を行いつつ、明日以降の問題を確認しながら建設的なイメージを共有しています。 因みに本日初めてですが、地元社協の方、地元NPOの方、外部団体等を交えての情報共有の時間を取る事が出来ました。 毎日の様に日々の依頼、お困り事を解決する為に行っている活動ですが、これからは少しでもイメージを持ち支援の先読みが出来たらと思います。

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 最後に浸水被害があった新井木地区に顔を出した際にふっと目の前の畑(家庭菜園)で耕しているお母さんの姿があり、話かけると会話の中には来年の春の事を考え土作りを行っているとの事です。 自宅の災害復旧が終わり、少しずつ片付いた庭先、畑の作業が終わり、次の事を、未来の事を考える事が出来始めている住民の姿を目にし地域によっては次のフェーズが近づいている事を感じさせて貰いました。