前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

進んだ事、変わらないモノ!?

 

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 朝からぼーっとした午前中を過した本日 支援物資を取りに来た住民とお逢いし、現在避難しているつくば市での様子を聞かせて貰い、ちょっとした衣類をお渡しさせてもらいました。 

 それにしても毎日の様に地域の方と共に作り食べる「ゆいまーるの家」ベースの協働キッチンでのお昼。 天気のいい日は青空の下で、天気が悪い時は室内と移動しながら食べるお昼 毎日の様に顔を合わせていい事もありますが、今後の事を考えると。。。 

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 午後からは最近毎日の様に行っている「地域支えあいセンター」の職員と一緒に訪問活動を行いながら、以前「常総市災害ボランティアセンター」でお世話になった施設へ

 発災直後から1ヶ月もの間 休館していた施設でしたが、二ヶ月前に無事再開している様子を見させて貰い。災害が多方面でも影響している事などを気付かせて貰い。新たに支援の難しさなどを感じさせて貰いました。

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 また他の地域への現場確認の為の訪問の為、片側交通ではありますが今朝から開通した決壊付近の県道を使用して、第二避難所に宿泊している住民の元へ

 3ヶ月で変わった事、わからないモノを感じながらも、未だにご自宅に戻れない方々が大勢いる常総市を考えさせられました。 

 微量ではありますが、出来る事をもう少し行いながら、しっかりアンテナを立てる事の必要性。二つの手で出来る範囲ではありますが、支援仲間と共有を行いながらこれからも活動を行って行きたいと思います。

 また支援物資を整理しているメンバーから 今必要な場所への物資の移送を聞かされ、必要な所に送れる事のフットワークの軽さ、有志だからこそ出来る事の強みを感じました。

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 また夕方には支援仲間からの美味しい優しさが届けられ、日々頑張っている地元社協の職員への応援を頂きつつ、「ゆいまーるの家」の有志もおこぼれに当たる事が出来ました。

 5年前に大きな被害を受けた東北は石巻ですが、5年経った今 あちらこちらの被災地でその足跡を感じる事が多々あります。大きな痛みを知っているからこそ、人に優しく出来る様に、被害に遭った事があるからこそ、こうして現地に応援の気持ちが送られてきているのだと思います。またそのバトンをしっかり届けてくれる支援仲間がいてこうして被災地から被災地へと想いが届き、目に見えない大きな力が生まれるのだと思います。 

  沢山の応援と沢山の想いを頂き、明日も一歩前に歩むお手伝いをさせて貰いたいと思います。