前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

熊本地震の支援活動「1月7日」

西原村もやいハウス

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 本日は土曜日という事もあり、福岡からお二人の方、山口県萩市からお独りの女性の方、「菊池市災害支援ネットワーク」からお二人の方が参加してくれ系7人での活動になりました。 

 参加者が少し多かった事もあり、朝から資機材の移動を行う事にして、昨年解体するご自宅から頂いてきた木材を一部運び出す作業を朝一で行いました。

 

〇「いただきもの」

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 作業の途中、お届けものが届き箱を開けると中には沢山のコーヒーが入っていました。 震災後に西原村でお会いして広島の支援者からの贈り物です。 ありがとうございます。現場や「もやいハウス」で飲ませてもらいたいと思います。

 

西原村もやいハウス」 

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 「もやいハウス」を利用した事がある方はご存知ですが、「もやいハウス」を簡単に説明するとシェアハウスの様な場所を目指しています。 

 熊本地震で被害に遭われた方に何か支援を行いたいと思う方が利用してもらい、廃材を利用した木材をはじめ、インパクトなど電動工具、手工具などを使いたい時に借りに来てもらい、それを使用して支援活動に生かせればと思っています。

 また宿泊場所として、地域の方との交流の場として、他の支援物資も利用してもらいたいと思い、運営のサポートを行っています。 

 解体を余儀なくされた住民に少しでも廃材などを利用し使えるものだよと表現する事でまた新しい価値観が生まれて欲しいと願い。

 

西原村「新資材庫」 

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 そんな「もやいハウス」も新しい年を迎え、少しつづ次の準備を行っています。

今の場所から移動しもう少し他の方が目にしやすい所に、少しでも長く続ける事を目指して、広い場所に取り敢えず「資材館」だけでも移動をすることにしたのですが、これまで集めた木材の量が結構あり、一日二日では間に合わないと思い少しづつではありますが、移動し整理していきたいと思います。 

 因みに本日は「菊池市災害支援ネットワーク」のご協力を頂き以前から作り始めている仮設住宅で使用する靴箱のキット作りをしてもらいました。

 

西原村「現場1」 

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 またもう一方のチームは先日から少しづつ開始した仮のお風呂作りの現場へ

解体するお宅から頂いてきたユニットバスを組み、きれいにしてくれました。 

農家のご自宅での作業だけに時折いただく「から芋」(さつまいも)が美味しく萩、福岡組はお土産を頂き喜んで帰っていきました。

 作業をしていると近くに顔を出してくれます彼女ら。鳥年という事もあり写真に収めてみましたが、飼い主に似て人懐っこい鶏と犬です。

 

西原村「現場2」 

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 また午後3時過ぎからは急遽 昨年解体がまじかになり荷物を保管する場所が無くなり困っていた方の現場へ

 テントを貸して荷物を移動さ、時間に余裕が出来たのでカーポートを利用して部屋を作り、そこに荷物を入れたので空いたお貸しいていたテントを回収する事に。

 初めてこちらに来た2ヶ月前には立派な大きなご自宅が経っており、そこが綺麗に整理されていました。色々思うところはありまうが。。。

 こうして一連で流れで定期的に地域の方と関わる事が活動の中では大切なのだと思います。支援者側のスピードではなく、出来るだけ住民の速度に合わせてのサポートをこれからも目指しながら活動を行っていきたいと思っています。

 

◇熊本での災害支援活動の様子

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