支援活動の裏側！？

　　　　

日本各地の緊急支援の活動の際　自分自身の毎回の行事になっている朝の現場周り。

安佐北区の大林と三入地区など日中走り回っている私　朝だけでも安佐南区の状況を把握していたいと思い　本日から時間のある時は安佐南区を走り回る事にしました。それにしても　わかっていたのですが朝の時間は渋滞が凄いです。昨夜　北九州市から来てくれた「市ちゃん」を送った時は３０分も係らなかった様な気がしたのですが。。。

　

　渋滞に巻き込まれながらも　朝の朝礼には間に合った私ですが　ふっと気が続くと沢山のスタッフのメンバーがそこにはいました。災害ボランティアセンターを立ち上げた時には数える程のメンバーしかいなかったのですが　気が付くと　本当に沢山の方々(社協の方、地元の方、大学生など)のご協力のお蔭で受付から資材まで回しています。

　私はいつも思っている事ですが直接住民の所でスコップを持ち作業をする事も勿論大事な作業ですが　その現場へ行くまでの流れをサポートする方も必要な事だと思います。特に今回の様な大きな被害で沢山のボランティアの方々が参加してくれる際は。。。

　　

　災害地では毎回の様にお昼は歩きながら午後の段取りをしながら何かを摘まんでいる事が多い私ですが　久し振りにセンターでお話をする事があり　近くの「あいあいねっと」さんが運営しているまめnanレストランへ足を運び美味しいお昼を頂きました。　ありがとうございました。

　　

午後からは少しの間　大林サテライトの方に足を運ぶ作業現場やサテライトの様子などを見させて貰い　明日の段取りを行う事に。。。　それにしても大林地区に毎日の様に２００人近くの方々が来ていただき　災害復旧作業に関わっている事もあり日々みるみる内に泥が無くなっています。　それと比例する様に地域住民の方々の表情も明るくなっている様に見受けられます。

　この頃　講演会や人の前で災害支援や防災のお話をさせて貰う際に毎回の様に伝える事の中に作業の事があります。　新聞やTVなどを映像や写真を見ていると災害ボランティアと言ったら泥かきのイメージがあり　作業がきつい事をしている様に思えますが　それはあくまでもツールの一つだと思っています。　困っている方、大変な思いしている方に少しでも元気になって欲しいと思う事の一つの作業です。　力のない方はお話をしたらいいと思うし、料理が出来る人は料理をしたらいいと思うし、子供と遊んであげる人は遊んであげればいいと思います。「災害ボランティア＝災害で被害に遭い困っている人のお手伝い」なのが、ただ今の状況で泥かきをして欲しい時期が多く　どうしてもそれの作業だけがクローズアップされて気が付いたら「災害ボランティア＝泥カキ」になっている様に思えます。

　

　ボランティアの方々が作業を終え、毎日の様に夕方ミーティングをする運営側　少しでもうまく周る様に　日々の変化し進化をする為に。。。　毎日本当に遅くまでお疲れ様です

　

　それにしても各地から集まってくる支援物資　毎回支援に入った際に常に思う事ですが、客観的に見ていて各地から想いのある方々が送って来る物資の中身のバランスが難しい事を感じさせて貰います。　私の知り会いなどでも何か必要なモノはないですかと色々聞かれますが　ピンポイントで答える事が難しく。　私は少し冷たい言い方に聞こえと思いますが　それなら「支援金」がいいと思うと答えます。

　今回の被害　災害で被害に遭われた地区以外は普通に営業しているお店、ホームセンターはあり　そこで購入して揃える事が出来ます。また　地域でお金を回す事にも繋がる事を考えると　モノを送る事よりも現実的な応援の仕方だと思い　毎回の様にお伝えさせて貰っています。　

　

そんな本日　センターに帰ってきたら少し嬉しいお知らせを聞かせて貰いました。　先日　広島市の災害ボランティアセンターでは名札が出来たのですが　その名札を持ってカレーハウス「COCO壱番屋」さんに行くとなんと１０００円分の食事を無料提供してくれる事になったそうです。　三年前の東北でも２ヵ月近くお世話になったこの応援　本当に助かりますしありがたい支援の形だと思います。　　

　まだまだ動き始めた支援活動　本当に体制を整えないといけない事は沢山あります。センター内を始め直接支援に関わる事や宿泊出来るベースの事、何より自分自身の事。。。　取り敢えず　山形→四国→広島と今年も立て続けに災害緊急支援を行っている私の身の回りを少し整理しながら。。。。　明日も活動し週末の下準備を行いたいと思います。

また明日もまた日中はツイッターや結のFacebookで情報発信していきたいと思うので　気になる方はこちらからチェックしてみてください。

未来の「笑顔」の為に～    for smlie of the Future

tom