前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

想い出の梅の木!?

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 昨夜から寒さが強くなり、雪が降った常総市では駐車場に止めてある車の上にはほんのり雪がかぶっている状態になっていました。

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 昨夜から梅の木の事で悶々としていた私 現場が動き出す時間を狙い作業を行っている場所に足を運び、担当者とお話させて貰うと昨日運び込んだ捨て場を教えて貰ったので、駄目もとで行ってみると災害ゴミの中で辛うじて見える梅の木の根を発見。業者に説明して重機を使い引っこ抜いて貰い。使えるかわかりませんが、助かった枝だけ持って帰る事に。。。

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 ベースに戻り、お世話になっている区長さんや住民とお話をしながらイベントで出店するブースの準備を行いながら、地元のお母さんが作ってくれるお昼ご飯を頂く私たち。こうした協働で何かを行う事、外部者、地元、支援者、被災者、関わる方々でお互いに何かを行う事で暖かいモノが出来てそれが大きな力に繋がっていくのだと感じさせて貰っています。

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 美味しいご飯を食べ、午前中に取ってきた梅の木を水に付けて咲いてくれるか、咲かないかと色々とお話をしていた所、先日二つ返事で梅の木をご協力をしていただいた持ち主が来てくれて、この梅が以前ご主人が大切に選定していた事や綺麗に毎年咲くのよと思い出のお話しを聞かせてもらいました。 また少し時間があったようで、公民館の中に入り、お母さん達とお話しをしている姿を見せてもらい。少し嬉しくなりました。

 被害に遭い地域から離れたつくば市で避難生活を行わないといけない状況の中、こうして地域に足を運び、住民とお話しが出来る事、こういった環境がある事はきっと嬉しいのではないかと思います。  

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 お母さんが用事で公民館を後にしたのち、少しゆっくりさせてもらい午後からは「地域支えあいセンター」に足を運び、訪問活動にお供する事に。。。

 先日 休日の時間を使い社協の方が地域を歩いた事で、いくつかの依頼が上がってきた事もあり、再度訪問を行い内容、日時など調整させてもらいました。 

 それにしても車で走るのとは違い、歩くといろんな事が目に入ってきます。被害の様子や復旧の様子、足りない事など、細かい事に気づけまた地域の方と距離が縮まり、お話しをする事が出来る訪問活動はやはり大切な活動のひとつだと、再確認させてもらえる午後の活動でした。

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 夜にはベースに「三坂Lady`s」改め「三坂屋」準備委員会のメンバーが集まりちょっとした首脳会議を行っていました。 これから準備しないといけない事、必要なもの、話し合わないといけない事が多い中、ちょっとした脱線と盛り上がる内容に乗ってしまい気が付けば。。。あっという間に11時過ぎになってしまいました。

 取り敢えず 次の一歩の階段が見えてきた今 その階段と一緒に上る応援をしていきたいと思います。また朝から回収してきた「思い出の梅の木」を明日動いて新しい形に変えて届ける準備をしたいと思います。