前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

8年振りの四国入り!?

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昨夜急遽四国入りする事にした私約8年振りの四国です。 今回 台風前であまり時間がないのに四国に向かった理由には災害支援の活動を始める前の職業の「ラフティングガイド」で 高知県吉野川でお世話になった事があります。日本を旅しながら北海道で川下りで川下りを覚えた私 ガイドとして四国の吉野川で楽しさを教えて貰い 翌年外国に飛ぶ事にしたきっかけの場所「四国」  

 自然の楽しさ、怖さなどを教わったからこそ 自然を嫌いになって欲しくないと思い今の活動をしている私にとって四国で災害が遭ったと聞けば少しでも行きたいと思うのが心情です。

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愛媛県から入った私 山を越え高知の「いの町」を目指し走っているといくつか山間部で被害を受けた地域にたどり着きました。一度 海岸に近い中心地の役場に出向き被害状況を確認させて貰い 130世帯近くが浸水したと言う「北浦、西浦地区」を覗かせて貰いました。

 川近くにある北浦、西浦地区は以前も浸水被害が遭ったのか 地区のほとんどが土盛りの上に家屋を作っている様で全体的に大きな被害を感じる事はありませんでした。また 道端や敷地内を覗かせて貰っても泥の姿が見えず それほど人の手が必要ではなく感じました。  

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また隣町の「日高村」も床上浸水が多かったようなので一度役場に顔を出し、先日立ち上がった災害ボランティアセンターの方に挨拶をさせて貰い 地区の被害状況を教えて貰いました。 簡単ではあるが現場を見た周りました。

 また歩いてきて気付いた事は、ここ「日高村」も40年前に大きな被害が遭ったようでその時は人的被害も出たそうで その時の様子を伝える為、防災の為に役場の前には大きな看板を置いていました。 

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災害ボランティアセンターの近辺で浸水被害を受けた地区が4つ程出たようで本日も30人近くの地元のボランティアの方が参加して片付けを行っている様子でした。折込チラシやお知らせ端末の様なモノで各世帯にボランティア依頼のお知らせとボランティア募集のお知らせを行っている様で 随時連絡が入っているようでした。 泥出し作業等がないと思われる被害だったので 家財出しと汚れ落としを行えば復旧作業は終わるのだと思いますが 床上件数が多いだけにどれだけの依頼が災害ボランティアセンターに集まるのかが問題です。一軒のお宅に最低で5人で行ったとしても。。。。

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また高知市も被害が出ていたので 反乱した鏡川の上流に上がってみると四国の山道でよく出会う山と川の細い道でいくつも崩れている「土佐山地区」に出ました。

 先日孤立した地域だった様ですが 道の復旧も進み今は通れる様になっていました。また電気は昨日復旧し水の方も随時復旧し始めている様です。

 また道の途中にある中学校は川が蛇行している途中にあり今回床上浸水の被害を受け、沢山の方々で復旧作業を行っていました。

 簡単に走り周って見た限りでは山間部の家屋の被害は見受けられませんでしたが役場の方に問い合わせると 地域のコミュニティで少ない件数を片付けているから外からのボランティアはいらないであろうとの検討でした。 

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 高知県の気になっていた3市町村を簡単ではあるけれど見て周れた私 暗くなった夕方もう少し足を延ばし徳島県の方に向かいたいと思います。それにしても やはり自分仕様にしている車で現場に走ると色んな事が出来るし勝手が良くて快適です。これも沢山の方々のお力添えでこうして車に乗れ、バイクに乗れているのです。 いつもありがとうございます。

 本日高知県を走っていると地元だけで出来る範囲の被害の様に感じた私。いつも思っている事ですが外人は出来るだけ入らない方がいいと思っている私。勿論 被害の大きさや地域の環境で「外の力」が必要なケースもありますが、出来る事なら地域が地域の為に助け合う方がその後の地域の為になると思っています。

 だからこそ 外から来た私は出来るだけ目立たない様に出来るだけ影響を与えない様にと考えています。 

 気になる台風11号を前に一度被害を把握して置くことが その後動き出す時に動けると思うから。。。。

 それにしても 今朝は山口県岩国で大雨で土砂災害、お昼には名古屋で豪雨、中国を始め外国では地震と いつ何時、何が起こるかわからない日が続いているのが気になるます。

 明日も日中はツイッターや結のFacebookで情報発信していきたいと思います。

 

未来の「笑顔」の為に~    for smlie of the Future

 

tom