前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

次のステップの為の整理!?

 

 少し寝坊してしまいバタバタしながら安佐北区の「すまいる」に到着すると一年前にお世話になった伊豆大島で災害ボランティアセンターの運営を長きに渡りお手伝いしていた大島の住民との再会が待っていました。

 本日 大林地区で溝の土砂出しがあった為 平日の本日参加してくれた4人のボランティアの方と共に現場へ向かう事に。。。

  

 また 今週末の準備の為 三入・大林地区の現場を周りながらちょっとした調整を行う事に。。。 それにしても こうして現場を歩いていると以前沢山のボランティアの方々が入ったお宅や現場で住民の方々が嬉しそうに今の現状のお話してくれる住民さんを見て「災害支援の力」を感じさせてもらいます。 

 発災直後 何をしていいかわからない状態から少しずつ前に進み始め 二ヶ月経った今 こうして今後の事を話せている住民さんの姿を感じさせてもらい 改めて 関わってくれたボランティアの方々への感謝の気持ちが大きくなります。 

 

 お昼には安佐北区総合福祉センター近くの「しーやん」さんに足を運び 大島から来てくれた「あさん」と運営メンバーの仲間とゆっくりした貴重なお昼時間を過ごさせてもらいました。 それにしても 最近少しづつ時間が出来る様になり お昼時間を少し使い 外に出たりしながら スタッフ同士で色々なお話が出来ていい空気に包まれています。 これもきっとこれから始まる長い支援の為の大切な時間なのだと思います。

 

 またセンター内でも少しずつ落ち着いてきている今 時間を見つけ少しずつ整理したり、今後の体制、方向性を考えたり、これからの準備の為 各自が出来る事を確実に進めています。 こうした事を進められるのも運営メンバーがしっかり目的を持ちをブレずに見ているからだと思います。

 

 また 以前からいつかは出てくると思っていた田んぼの案件が少し出てきたので少し現場を見させてもらう為に現場の方へ  これだけ広い田んぼの敷地を見させてもらい 色んな事を考えさせられました。 一つの田んぼ、その持ち主の想い、地域の方々の想い、安佐北区の被害に遭われた田んぼの数。。。。。色んな角度で見させてもらい 色々考えさせられます。 今の時点で来年の作付けの事を考えている住民の方々 現実と想いの間で簡単に答えが出せないもどかしさがあります。 取り敢えず 行政の方々と調整をして出来る事、出来ない事を整理する事が大切なのかもしれません。

 これから先 動き出さないといけない事が山ほどある広島  今までの事を改めて整理して これからの事を共に話し合い、少しずつ前に進みながら出来る事を始めたいきたいと思います。

 

未来の「笑顔」の為に~    for smlie of the Future

 

tom