前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

大島にまた来ます!?

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 本日は朝から大島らしい温泉でのんびりし、朝ごはんを食べながらただ今話題になっているというNHKの朝の連ドラを見させてもらい ふっと生活感を感じさせてもらった朝を過ごさせてもらいました。 

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  午後3時の船で東京に帰る予定にしている私は あまり時間がないですが少しでも地域の方と顔を合わせたいと想い 午前中はあっち行ったり、こっち行ったりといつもの様にブラブラする私。 それにしてもアポなしで急に顔を出しても受け入れてくれる地域の方々 また周りから続々と逢いに来てくれて大きな井野畑会議の様になってくれるから 飛び込んでいったこっちからしたらありがたいです。 

 発災直後から半年間ほど滞在して関わっていた大島 あの日から少しずつではあるけれど 一歩一歩前に進む住民の姿を見させてもらい逆に元気を頂いたのを覚えています。 土砂が流れ込んで休業する事になった美容室が再開した時、土砂で埋もれた敷地内の土砂を取り除き家庭菜園を作ったお母さん、被害の大きかった沢筋のバーで再生し始め車屋になった場所。それぞれが一歩ずつ前に進んでいる様子を少しだけ感じさせてもらいました。

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お昼には昨年の夏の「Seeds of hope」さんと企画して行った「福島・大島キッズアドベンチャー」でもお世話になった「日さん」とご一緒させてもらい美味しいお昼を頂いたり 夏の時の様子などを聞かせて貰ったりさせてもらいました。  

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  また午後からは仮設住宅で「あいべぇ」が行われると言う事で 少しだけ顔を出すつもりで仮設住宅の集会所を覗くと「ここに来て座りなさい」と喜んで向かい入れてくれました。 また以前「九州北部豪雨」でお世話になった阿蘇で今も活動を行っている「阿蘇災害ボランティアベースZEN」のメンバーが阿蘇仮設住宅の方々からのメッセージを書いてくれた旗も今もまだ飾っていてくれて 一年前と変わらない暖かい空気に包まれていました。

 それにしても地域の方々の元気な事 お話をしていていても逆に色々言われて元気を頂きました。また 先日退院して帰って来たお母さんの所に顔を出してくれと言われ 横になっている所にお邪魔したのですが 腸の方が悪く先日まで入院していたらしく「トムさんが帰って来る前に治って帰って来ていてよかった」と喜んでくれていました。

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 今回あまり時間の無い中での大島への強行渡島! あまり居れなかったですが少しだけでも地域の方々の元気な顔を見れて喜んでいる姿を感じれた事は嬉しい事でした。 今回 仕事で忙しい中、大島社協の方々や生活相談員として活動をしている「草さん」や「小さん」また「草奥さん」などお相手してくれたり、車を貸してくれたり、また送り向かいまでしてくれた仲間たちに感謝です。 5月くらい少し暖かくなってくる時にでも もう少しゆっくり出来る様に時間を作り来たいと思います。 ありがとうございます。 そして行ってきます。

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 一日限りの伊豆大島訪問になってしまった本日 夕方には東京に戻って来た私。新宿で少しご飯を食べ、車を置かせてもらっている災害支援仲間の所に戻り 先日と同様に夜遅くまで災害支援の事、今後の事などお話させてもらいました。

 東日本大震災に向かい災害支援の活動を行う様になった私ですが 時たま東京に帰って来る事があります。その時にいつも思う事は「都心部で災害が合ったらどうしよう?」 これだけ自然の姿があまりない東京で何か合った時にどの様にして自分自身の命を繋いでいくのだろうか? 難しいけれど大事な問題だと思う。