前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

自主的な「若い力」が感じたものは!?

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 本日は祝日と言う事もあって朝から22人ものメンバーが参加してくれました。 中には東京から来てくれたボーイスカウトの高校生も居り、若い平均年齢になり4件の依頼へ向かう事が出来ました。

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 床下の土砂出し、荷物の清掃整理、床張りの現場に向かったメンバ―を見送り 訪問活動を行うメンバーが向かった「たすけあいセンターJuntos」に顔を出させて貰いました。

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 また本日一日 移動支援の講習会が行われているという事で、午前中だけ後ろの方で聞かせて貰いました。 

 始まりの警察署からのお話の時点で楽しさを感じさせて貰い。講習の中に入っていくと大学の先生など専門家の方のお話を聞くと一日聞きたくなってしまいました。

 土砂出し、炊き出し、支援物資の配布も同様ですが、なんの為に行うのか?その趣旨・目的をしっかり整理して活動を行う事の大切さを再確認させて貰った事とそれを日本が下手くそだからと言い訳をするのではなく、抽象的ではなく分かりやすく説明する事の大切も学ばさせて貰った午前中でした。 「移動支援Rera」さん ありがとうございました。

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 お昼には一度「ゆいまーるの家」のベースに戻り 地元のお母さん達が中心に作ってくれる様になった協働キッチンで食事を取りながら、自主的に参加してくれた高校生のメンバーとちょっとしたお話をさせて貰いました。

 それにしても毎日の様に感じる 地元の方々のお力、協働キッチンもそうですが朝から地元の方が声を掛け合いお不動さんのお堂作りをしている姿は、地域の団結力を感じせてもらいます。

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 午後からは名古屋から来た「レスキューストックヤード」の陶器市にお預かりしている支援物資を持ち出し、一角に広げさせて貰いました。 愛知からきたたい焼き、ADRAの移動カフェも同時に行い 顔を出した時は沢山の方々でにぎわっていました。

 相野谷、森下の方々が足を運んだ陶器市で用意したテーブルに座り、住民とお話をしているとチラリチラリと今の現状をお話してくれる住民さん。 年末ですが床は間に合わない様で、二階暮らしは長くなりそうな不安の声をいくつも耳にしました。 今回の広範囲での水害だけに大工さんの数が圧倒的に足りない常総市 復旧作業にはまだまだ時間がかかりそうであり、その中での年末と言う事で違う目線での気になる事を感じさせて貰いました。

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 また本日訪問活動を行ったも、色々感じた事もあった様で、遠巻きに聞こえた報告の中からも地域の現状を会話見る声がこぼれていました。 

 何よりベースに帰り高校生同志で話し合っている中で聞こえてきた「継続的な支援」と言う声。次の活動を行う為に、メンバー内で企画書を作るメンバー決めを行っている後姿を見させて貰い。自主的な「若い力」の大きさを感じました。

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 資料作り・集計・報告・書類作りと苦手な作業がドンドン出て来る今年の年末。この3ヶ月間あまり現場を走り周る活動を中心にしてきただけに、計画性の低い自分は反省しつつ、コツコツ1つずつ片付けていきたいと思います。