前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

南陽市水害ボランティアセンター!?

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昨夜 到着した山形県南陽市 本日から少しの間ここ南陽市水害ボランティアセンターの運営のサポートをさせて貰う事に。。。

 その為にも一度現場を見ていたい私は 恒例の朝の散歩をしながら地域の方とお話を聞きながら状況把握をさせて貰いました。 

ここ南陽市の全体の南陽市の被害状況はまだ把握出来ていない状況です。中でも赤湯地区や金山、漆山地区など地区によっては地区が大きく被害を受け、多くのボランティアの力が必要な地域もあり、今日から歩きまくり少しでも早く状況把握したいと思います。

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 石巻の「OPEN JAPAN」、「smile seed」を拠点に活動をしており、日本各地で災害が発生した際 共に現場に入る機械が多い「ヒーさん」と昨夜合流した私 少しの朝の時間を使い 南陽市の中でも被害の大きかった漆山地区の現状を把握する事に。。。

 あまり時間もなかった事でざっくりしか見ていませんが 集落の中心を走る様に流れている川に流木が引っかかり川が左右に溢れた様でその近郊の家屋、庭、畑など約20世帯くらいが床上50cm前後浸かった様です。

 また土砂的には川砂の様な質感の土砂の様で 未だ水を含み重い土砂は床下、敷地内の土砂出し作業が少し大変な重労働になると思います。また今から天気が回復し土砂が乾き始める事を考えると粒子の細かい土砂は風などに舞ってしまい 砂ぼこりを引き起こすきっかけになりそうです。

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 センターOPNE前のMTGの為、一度センターに戻り簡単な自己紹介をさせて貰い現在の運営を覗かせて貰いました。マッチング、資材、地図、オリエンテーションなどなど数日で考えやって来た「南陽市水害ボランティアセンター」の今の形 ざっと見させてもらった率直な感想はスムーズな流れがある事も、ない事もあるのが災害ボランティアセンターです。 これからメンバーで作り上げればいいと思います。

 その為にも少しでもお役に立てればいいと思っている私 今日から少しずつご提案などしながら 少しでも現場が周る様に運営、現場を走り周りたいと思います。 

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 地元のJCさんが約20人程来てくれたので被害の大きかった漆山地区へ 

災害発災から4日経った南陽市ですが ここ漆山地区にはまだボランティアの派遣が出来ていなかった為 実施本日から現場に入って貰った事になったのですが 正直言って20人では到底。。。。被害の大きさから言ってもこの地区に200人くらい入っても十分に作業を行う事が出来るくらいの被害状況ですが 南陽市水害ボランティアセンターに本日100人のボランティアの参加者と考えれば仕方のない事です。 

 本日は今日まで家族だけで片付けを行っていたお宅の床下を捲り 床下の泥だし、またその近郊の2件の室内の土砂出しを行いつつ、今後入らないといけない近郊の現場確認を行わさせて貰いました。 それにしても ここ漆山地区も田舎特有の敷地が広い地区です。 今後の事ですが どこまで活動を行う事にするのか?難しい問題が見えた午前中でもありました。

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また午後からは 他の地区で周れていない場所があり、地元の社協の方と共に現場を周らさせてもらいました。 中には家屋内が被害を受けた状態のままの部屋が数ヶ所残っている中一部を綺麗にしてその部屋で生活を行っており、衛星的にも早急に綺麗にしなくてはいけない状態のお宅もありました。

 これから暑くなる時期が目の前に迫っている今 少しでも早く作業を行わないとカビなどの衛星面での問題も出てきます。片付ける事も大事ですが何より地域の方々の健康管理を少しでも目配りする事も本当に大切な事だと思います。 

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 そんなバタバタ過ごした初日の南陽市水害ボランティアセンターでの活動 明日から少しずつ現状を把握しながら 少しでも多くの方が楽になり、元気、笑顔に結び付けれる様 少しの間南陽市の方で走り周りたいと思います。 

 山形市から約1時間、仙台市から約2時間半、新潟から3時間、東京から新幹線も出ているこの地区 山形と言ってもそれほど遠い訳ではないと思います。仕事が休みの方、体力に自信のある方、会社を挙げて手伝いに来れる方など 明日以降も沢山の方のお力がまだまだ必要な場所なのは本日一日で分かりました。 これからの疲労が出て来る住民の事を考えると少しでも綺麗にして少しでも早く安心させてあげたいと感じさせて貰いました。

 さぁ~時間のある方は南陽市へ行こう!

 

未来の「笑顔」の為に~    for smlie of the Future

 

tom