前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

訪問@あきる野

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毎回のように被災地でお世話になっている先輩方にお会いしに東京のあきる野市に行ってきました。

 東日本大震災から11年活動を続けてきて、現場の課題も感じています。そのため、少しでも多くの方にスキルを伝えていく必要があると考えています。

 そのためにも沢山の先輩方の持っているスキルや経験を教わりながら、自分自身のスキルアップを考えています。


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 取り合えず、佐賀の研修センターのお話をさせてもらい、あきる野の環境を見学。 今後作り始める「研修センター」に役立てたいと思います。

 チェーンソー、重機、家屋など被災地で必要なスキルを少しで身に着けて、伝えていきます。

 

災害支援研修センター@大町

災害支援研修センター
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本日は朝から以前から話しを進めていた「大町災害支援研修センター」の今後の方向性の為の打ち合わせを兼ねて、視察の受け入れ対応をおこないました。

 あいにく雨でしたが直接現地に足を運び、外での研修内容等のイメージしてもらったり、たたき台ではありますが資料を通して研修センターを作る目的や方向性、研修の内容など簡単なプレゼンをさせてもらいました。


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 また翌日の午前中に、佐賀県庁に訪れ災害対応でもお世話になった危機管理課や県民協働課。午後には大町町長など役場の職員ともお話する機会をいただき、研修センターの構想を共有させてもらいました。


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災害の多い九州地方 この11年で約5年も災害対応で関わっている事になり、いつまでも県外の団体が対応するのも課題だと思っています。 

 佐賀を始め九州の方々が色々なスキルやノウハウを身に着けて、九州圏内で助け合いが出来るようになる為にも、数多くの研修をおこないっていける環境を整える事が重要だと思っています。

 そのためにも、自助、互助、公助、共助のボトムアップを目標としてプロジェクトを関係機関と共に作り込んでいきたいと思います。

 

世田谷プレーパーク

世田谷プレパーク
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台風19号長野での支援活動から毎年の様にかけてつけくれる仲間が、東京のプレーパークに関わっているので、ちょいと足を運んでみした。
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世田谷区の公園内が拠点になっており、公園内には沢山の遊び場が作られていました。

中でも、破材が置いてあり、子ども達が自ら石でかまどを作り火起こしをする環境は印象的でした。

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また、スタッフ(プレワーカー)は子ども達と遊びのと同時に、遊具などを管理したり、作ったりと若いスタッフが学んでいる姿がたくましく感じました

公共交通機関って便利!

移動手段
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再び東で用事があり、佐賀~羽田で移動する事になった。

佐賀空港は昨年の水害から佐賀の拠点として使わせてもらっている大町から車で約30分

また駐車場が無料という事もあり、便利な空港です。

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始発のフライトで飛べば、9時前には東京に居れるというのは本当に凄い。

しかし、乗客が一列に一人もいない状態で飛行機を飛ばすって、大丈夫なのか?どうやって採算取っているのか不思議になってしまう。 それでも必要な方がいるからこの便はあるのか?現にこうして利用している私がいるのだから。。。 色々考えさせられたフライトでした。

 また普段LCCをよく使う事が多いので、久しぶりのANAに乗り、wifeやコンセントがある事に、ちょいとびっくり。そりゃ~コスト違うよな~っと!f:id:saigaingoyui:20220122152608j:image

また、東京や大阪に出ると電車が毛細血管のように張り巡らされている事や数分に一歩来るぐらい便利な為、都心部に行くと車を使うことは滅多にありません。


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 また、最近打ち合わせや講演などもZOOMで出来るようにもなり、コロナの影響もありインターネット社会が劇的に変わった。

 いくつかの要素を考えた時、都市部で高い費用を使った生活するより、必要の時に出向いて基本は地方で生活するスタイルでも、問題ないのではないかと思います。

 もともと山や川、海、畑と言った田舎暮らしが好きな自分にとっては、こうして公共交通機関を使って、時々仕事に出かける環境はめっちゃ便利で快適。 

 って言う事で、一泊二日で東京に行ってきました。

明日をまもるナビに出演

伝える活動
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今回上京した理由は、年末に連絡がありメディア出演する事になったためだ。

熊本地震の際は「朝イチ」という番組に出演させてもらったが、それからで考えるとスタジオという場所に来るのは2回目になります。


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今回は「災害ボランティアここまできた」っというテーマーに、長野での「ONE NAGANO」や佐賀での嬉野での「テクニカルボランティア」としての、調整している時の映像を使って、色々お話させてもらいました。

【お話した内容】


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また後半には武雄を活動している「おもやいボランティアセンター」の隆太さんともオンラインでつないで、武雄での取り組みなど話してくれました。

ゲストに熊本地震の時に子ども達にサッカーを教えたり、物資を配ったりと勢力的に活動していた元Jリーガーの巻さんが来ており、熊本での活動の様子など現地のようすなどお話しました。

 

東日本大震災から約10年。国内を走り回り、気が付けばこれまで30ヵ所以上の被災地で活動を続けてきました。 昨年は少しずつ最前線も大切だが、育成活動や伝える活動に力を入れないといけないと焦る気持ちが芽生えています。

 メディアや人前に出るのは基本苦手ですし、残るもの、自分自身ではコントロール出来ないものに出るのは、怖い一面もありますが、これまでやってきた役割として、今回このようなお話をお受けしました。

 災害支援を中心に活動をおこなっている仲間たちや今後の世代が、少しでもやりがいのある活動環境を整える事にも力を入れていきたいと思っています。 それが回りまわって未来の被災地の為になると信じています。 

 苦手、出来ないことも多いですが、これからも必要な事に向かって前向きに精進していきたいと思います。 

町作り座談会@小城

伝える活動@小城f:id:saigaingoyui:20220121211408j:image

佐賀での水害対応をしている中、集めた物資の管理で少し課題があった。そこで、いくつか提案させてもらい物資倉庫を作る事になった。 そのタイミングで知り合った「ようこそ小城」 

 今回のその小城さんが主催しておこなわれた町つくり事業でお話してきました。

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前半の1時間は、発災から1ヶ月にどんなことが起こるのか?どういった支援が必要になるのか?と言った話を中心にお話させてもらいました。

 後半は、その1ヶ月に自分の身の回りでどんなことがありそうか?また地域でどういったことになりそうか?と考えるきっかけになるようなワークショップがおこなわれました。

 平日の19時から始まったこの研修ですが、参加者は20人近くもいたり、参加者の割合が比較的に女性が多い事など、地域性ってあるんだなかと改めて感じました。

 

 前半の部分を少し話過ぎたのか、後半戦が少し短くなり見ていて申し訳なくなってしまった今回の研修。 全体のバランスを見ながら講演することを改めて考えないといけないなと反省しました。

地元の中間支援を応援!

サポート
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昨年(2022年)の佐賀での水害で、地元の為に中間支援として頑張っている姿からサポートしようと決めた「佐賀災害支援プラットフォーム」(SPF)
 緊急期から復旧期。そして、次の災害を想定しての備えのフェーズが変わってきている現在もそっと邪魔にならない程度で、活動のサポート、アドバイスをさせて貰ってます。


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 災害支援の活動を始めて10年が経過して、改めて思う地元の方々が長く活動出来る基盤を作る事、サポートする事は大切な活動の1つ。

今年、来年と、もしかしたら起こるかもしれない次への災害の備えの為にも、地元の中間支援のネットワークをサポートしたいと思います。