前原土武(トム吉)の災害支援活動ブログ パート2

日本各地で起こる自然災害の復旧・復興の姿を綴るブログ

伝える事がつながる事!?

 昨日の台風18号の被害状況が気になる本日の朝 静岡県を始めいくつかの地域で被害を受けた様で気になる一日になった本日

  

 依頼件数が減り災害ボランティアセンターとして縮小し始めている安佐北区では 以前から使っていた資材等など現時点で使っていない物を 災害当初からお借りしていた「新潟災害ネットワーク」さんの資材の数々をお返しする為に 朝から地元の方々、ボランティアの方々に集まってもらい 4tダンプ2回分発送させてもらいました。 

 災害ボランティアセンターの後半戦では 毎回のように起こる資材の片付け作業 時間がある際は毎回の様にお手伝いしますが やはり始まりと違い続々集まった資材の数々は一気には片付けられないものです。 また こうして毎回後半戦になり使い終わった一輪車やテミ、スッコプ、高圧洗浄機などを詰んでいると 以前の被災地で活躍した名前入りの資材の数々の姿が目に飛び込んできます。 仙台で使っていた一輪車、那智勝浦町の名前が入ったバケツ、阿蘇で使ったスコップ、高島と名前の入ったテミなど 以前自分自身が現場に届けた数々の資材や片付けて資材の数々など 手に取り片付けていると いろんな事を感じさせてもらいます。

  

 大切な資材の数々を新潟に送り終わったのち 次の準備をする運営メンバー達 次から次へ進めていくこのフットワークの良さに 現場の変化に対応しているメンバーの層の厚さを感じさせてもらい 力強さを感じさせてもらいます。

  

 そんな安佐北区から平時の本日も現場で頑張っている安佐南区

発災直後の夕方に入った現場に約一ヶ月半経った今 立ち寄ってみると全壊に指定されたいくつもの家屋が未だに残っている状態だったり、既に片付けてられている状態だったりと その後の様子を感じさせてもらった貴重な時間を経験させてもらいました。 

 少しずつ一歩ずつ進んでいる広島土砂災害の災害支援 スピードはともあれ着実に発災から片付いている事は事実です。やれる事をやった分だけ進む復旧 きっとその先には 未来の笑顔につながると思うから。。。。

  

 それにしても広島がこれほどまでに野球が好きだとは思いもよりませんでした。コンビニでも仕事場の会話でも、作業中のボランティア活動の際も いつもどこでもカープの事を話す広島の方々にびっくりしている最近です。

 また夕方からは第4回目になる「NGONPO連絡会議」があり 現場に入っている方々、支援に入っている方々との共有出来る貴重な時間になりました。

 この1週間ほど長きに渡り 入院していた私のPCが先日無事に退院してきました。 中身のパワーポイントやフットショップや活動に使うであろう中身は無くなってしまいましたが どうにかブログ、報告、情報発信が出来る様になったので 明日以降から今まで溜まった情報を上げながら 頭の中の整理をしていきたいと思います。

 

 本当は嫌いなデジタルの世界 出来るだけ現場、出来るだけ自然の中にいたいと思っている私ですが この活動を続ける事で必要性を感じてしまった一つの事にこのデジタルの大切さがあります。 少しでも多くの方に興味を持って貰える事が復旧に向かい、復興に結び付くと信じているから。。。。

 便利を追い求めて不便になっている事が多い現在 もう少し不便を楽しみたかった自分がいますが改めて便利を使い発信し始める自分がいます。少しでも多くの方につながる様に。。。